ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ブラインドテイスティング

2011年09月21日 | ワイン
白ワイン2種


甲州
【生産地域】日本、山梨県甲州市勝沼
【生産者】中央葡萄酒株式会社(グレイス)
【品種】甲州
【収穫年】2009年
【アルコール度数】12%
【相性のよい料理】野菜の天ぷら、白身魚の刺身
【外観】光沢のある、澄んで艶のある、澄みきった、淡く若い黄色、緑がかかった黄色、水の様な粘性、スティル
【香り】豊かな香り、優美な、上品な、フルーティーな、柑橘系、レモン、ハーブ、青りんご、イースト、多少木樽のニュアンスもある
【味わい】生き生きとした酸味、心地よいアタック、爽やかな、辛口の、釣り合いのとれた、余韻の短い、現在飲み頃の、のど越しのよい

MUSCADET SEVRE ET MAINE SUR LIE SELLECTION des COGNETTES ミュスカデ・セーヴル・エ・メール シュール・リー キュヴェ・セレクション・デ・コニェット
【生産地域】フランス、ロワール、ペイ・ナンテ地区 AOC Muscadet-de Sevre et Maine
【生産者】Domaine des COGNETTES ドメーヌ・デ・コニェット
【品種】ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)
【収穫年】2009年
【アルコール度数】12%
【相性のよい料理】川かますのブール・ナンテ、白身魚のグリル・ナント、生かき
【外観】光沢のある、澄んで艶のある、淡い色調、青みを帯びた、緑がかった黄色、水様の年始、スティル
【香り】豊かな香り、フルーティーな、優美な、爽やかな、上品な、青りんご、柑橘系、ハーブ、バジリコ、ミネラルのニュアンス、イースト、麝香鹿
【味わい】心地よいアタック、生き生きとした酸味、爽やかな、辛口の、釣り合いのとれた、現在飲み頃の、若い、のど越しのよい

甲州とミュシュカデは間違いやすいということで比較するために出して下さったようですが、甲州とムシュカデが試験で一緒に出ることはないでしょう・・・なんて言っている人はいつまでたってもダメなのですが・・・甲州はイースト香がして、色調からわかったものの、ミュスカデはシャブリだと思いました。この比較テイスティング、ヴィンテージは違うものの、同じ銘柄のワインでやったことがあるし、何回も出ているワイン、なんでいつまでたってもわからないのでしょう???

赤ワイン2種


Jack & Francois Lurton El ALBAR  ジャック・エ・フランソワ・リュルトン エル・アルバール
【生産地域】スペイン、カスティーリャ・イ・レオン
【生産者】Fransois Lurton フランソワ・リュルトン
【品種】テンプラニーリョ
【収穫年】2008年
【アルコール度数】14%
【相性のよい料理】猪肉の赤ワイン煮、子羊のハーブソテー
【外観】澄んだ、光沢のある、紫がかった、濃い、ガーネット、ディスクはやや厚い、粘性は豊、スティル、濃縮した
【香り】豊かさはしっかりとしている、フルーティー、開いている、木樽からのニュアンス、ラズベリー、カシス、プルーン、スミレ、タバコ、丁子、チョコレート
【味わい】果実味のある、力強い、酸味と渋味のバランスがよい

SOLEIL DE COULAINE CHINON ソレイユ・ド・クーレーヌ・シノン
【生産地域】フランス、ロワール、トゥーレーヌ地区 AOC Chinon
【生産者】Chateau de Coulaine シャトー・ド・クーレーヌ
【品種】カベルネ・フラン
【収穫年】2008年
【アルコール度数】11.5%
【外観】光沢のある、澄みきった、輝きのある、ガーネット、紫がかった、中程度の粘性、スティル
【香り】開いている香り、フルーティー、豊かな、上品な、シダ、ブラックベリー、ラズベリー、すみれ、カシス、木樽のニュアンス
【味わい】生き生きとしたアタック、辛口、心地よいタンニン、軽いボディ、中程度の余韻5~6秒、釣り合いのとれた、のど越しのよい、現在飲み頃の

これらも出されたことのあるワイン。フランは香りで分かりやすかったのですが、テンプラニーリョがわからない。産地はニューワールドではなく、伝統国のものだとは思いましたが、品種はカベルネ・ソーヴィニヨンにしてしまいました。テンプラニーリョはアメリカンオークを使っているので樽香がしっかりしていて、濃縮感があり、それでいて酸とミネラルも豊かという特徴があるようです。確かにカベルネとは違いますね。

その他のお酒 2種

【銘柄】シェリー・オロロソ
【生産国】スペイン
【原料】ぶどう
【アルコール度数】17度

色調と香りからシェリー・アモンティリャードと思いましたが、小鳥さんが選択肢にないとおっしゃるのでフィノ、アモンティリャードでなければオロロソでしょう。同じ琥珀色でもオロロソの方がアモンティリャードより濃いでしょうか。こちらはよかったとして問題は2つ目です。色調は無色透明。香りが何???

【銘柄】グラッパ
【生産国】イタリア
【原料】ぶどう
【アルコール度数】40度

皆さん、原材料が「ぶどう」とはわかったようで「オー・ド・ヴィー・ド・フランポワーズ」と答えた方がほとんどでしたが、私だけが全く違うところへ飛んでしまって「芋焼酎」 皆さん「・・・」 焼酎も飲むのかと聞かれましたが、たまにしか飲みませんが、もちろん飲みますしオンチなだけです。銘柄とか気にせず何も考えず飲んでいますからね(笑)でもこんな間違いするなんて、あ~あ、恥ずかしい(汗)

最後にレッスン前にソムリエの実技をレッスンされたお2人が用意されたワインが出されました。ご馳走様です!
これも皆さんでブラインドして品種、産地、ヴィンテージを答えていくことにしました。



DOMAINE GRANGE BRULEE ドメーヌ・グランジュ・ブリュレ
【生産地域】フランス、ボルドー地区 AOC Bordeaux Superieur
【生産者】DOMAINE GRANGE BRULEE ドメーヌ・グランジュ・ブリュレ
【品種】メルロ90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
【収穫年】2009年

青っぽい感じもしたのでボルドーだとは思いましたが、カベルネ主体だと思いました。コトセレ(小鳥薫るセレクション)より選んだワイン。抜栓した時はガチガチだったそうですが、デカンテージュして香りが開いてよくなったようです。なかなか美味しかったです。

LAVISCHIO ラヴィスキオ
【生産地域】イタリア、トスカーナ州 IGT Toscana
【生産者】Villa Poggio Salvi ヴィラ・ポッジョ・サルヴィ
【品種】メルロ100%
【収穫年】2007年

単一品種100%というヒントをいただきましたが、このワインを持ってきた彼がイタリアンで働いているのでイタリア・ワインに違いない!(いけませんね、ワインに向き合わなければ)サンジョヴェーゼだと思ってしまいましたが、キアンティなどは100%ではないですから・・・何だろう???メルロ100%でした。同じメルロでもフランスものとは全然違います。

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