ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ルロワの会

2010年11月06日 | ワイン
小鳥薫さんのワインサロンでの「ルロワの会」

このようなワイン会に参加しないと素晴らしいピノ・ノワールは飲めませんので、とても楽しみにしていました。

お恥ずかしい話ですが、私はルロワを飲んだことはおろか、知識も全くと言っていいほど持ち合わせてなくて、小鳥さんが最初にルロワについて説明して下さったのが有難かったです。

Saint-Veran 2001 サン・ヴェラン


酸がしっかりとした、上品なワインです。ハーブ香もしっかりとしています。

Beaune Clos Saint-Desire 2001 ボーヌ クロ・サン・デシレ


香り、味わいとも熟した果実という感じです。最初のサン・ヴェランも美味しいと思いましたが、こちらの方が美味しい。

Puligny-Montrachet Les Charmes 2006 ピュリニィ・モンラッシェ レ・シャルム


「ピュリニィ・モンラッシェ」と聞くだけで、ワクワクしてしまいます。
「シャルム」は村名畑で、「シャルム」というとムルソーで有名なプルミエ・クリュが連想されますが、その畑からつながっているそうです。地図を見るとなるほど、ムルソー村とピュリニィ・モンラッシェ村は接しています。

洋ナシや桃のような甘みのある香り、とてもエレガントな味わいです。
時間が経つほど良くなってきました。やはり一番です!

次から赤。ますますワクワク♪ グラスが配られると眼が輝いてきます。



Bourgogne 2006 ブルゴーニュ
Savigny-les-Beaune 2005 サヴィニィ・レ・ボーヌ
Pommard Les Vignots 2007 ポマール レ・ヴィーニョ


どれもピノ・ノワール独特のフランボワーズと腐葉土の香りがしますが、最後のポマールは、深みのある濃い色で、もううっとりとするような果実の香りがして、とても心地よい余韻でした。こういうのをエレガントというのでしょうか。もう「うっとり」です。



ポマールは「ドメーヌ・ルロワ」、その他は「ネゴシアン・ルロワ」
「ドメーヌ・ルロワ」は赤キャップです。



コルクを見ても感動します。

このサロンではバケットの他おつまみもご用意されます。





牛肉の赤ワイン煮込み! 今夜の赤にぴったり。美味しくいただきました!

この会は2時間ですが、夜の部はその後の予定がないのもあり、お開きになってからも残ったグラスを傾けながら、お喋りしてしまいました。余り飲めない方でも、ますますワインが好きになったという方もいらっしゃいました。初対面の方同士でも皆さんすぐうちとけて、大変楽しいひとときを過ごせる、これもワインの素敵なところだと思います。

小鳥さんがマダム・ルロワに憧れソムリエールを目指し、タカシマヤに入られた時のお話もして下さいましたが、もう感動してしまいました。ルロワに恋した感じで素敵です。私も恋するワインに出会いたいです。しかも好きなことがお仕事にも出来るって本当に素敵なことです。

素敵なひとときを下さった小鳥さんに感謝です!

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