ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

特集オーストリアワイン

2010年11月16日 | ワイン
ワインの松永先生が月に1度開催されているワイン会

テーマは「特集オーストリアワイン ~テロワールが紡ぐ自然派の宝庫~」

オーストリアワインはレストランでもショップでもほとんど見かけないですが、欧州では自然派ワインとして評価が高くなってきたワインのようです。1985年のワインスキャンダル(ジエチレン・グリコールという食品添加物が人体に影響を与えるかもしれないということで、オーストリアの甘口ワインの輸出が事実上ほぼゼロになった)による壊滅的状態から、見事に高品質の自然派ワインを造り出す生産国に生まれ変わり、世界が注目を集めているようです。

オーストラリアワインで知っているのは、グリューナー・ヴェルトリーナーとツヴァイゲルトというぶどう品種くらい。それもワイン教室に行った時教本に出てきただけで、先週「カモシヤ」さんでツヴァイゲルトをいただいたばかり。余談ですがカモシヤのオーナー・ソムリエさんは松永先生のお友達だそうです。

Domaene Gobelsburg Riesling ドメーヌ・ゴベルスブルク・リースリング


【生産者】Schloss Gobelsburg シュロス・ゴベルスブルク
【ぶどう品種】リースリング
【収穫年】2009年
【色調】グリーンがかった淡いイエロー
【香り】青りんご、ハーブ香、爽やか ドイツのリースリングに感じるオイリッシュな香りはしない。
【味わい】爽やかな酸

Domaene Gobelsburg Gruner Veltliner Steinsetz ドメーヌ・ゴベルスブルク グリューナー・ヴェルトリーナー シュタインセッツ


【生産者】Schloss Gobelsburg シュロス・ゴベルスブルク
【ぶどう品種】グリューナー・ヴェルトリーナー
【収穫年】2009年
【色調】グリーンがかった淡いレモンイエロー
【香り】柑橘系、甘い果実、マスカットのような香りもする
【味わい】生き生きとした酸、コクもある

FRITSCH Gruner Veltliner フリッチ グリューナー・ヴェルトリーナー


【生産者】FRITSCH フリッチ
【ぶどう品種】グリューナー・ヴェルトリーナー
【収穫年】2008年
【色調】一番濃いイエロー
【香り】柑橘系の香り
【味わい】生き生きとした酸

Glatzer Zweigelt Haidenberg グラッツァー ツヴァイゲルト ハイテンベルク


【生産者】Glatzer グラッツァー
【ぶどう品種】ツヴァイゲルト
【収穫年】2004年
【色調】エッジにオレンジがかったルビー色、透き通った色合い
【香り】苺、腐葉土、森の下草 青さを感じる
【味わい】柔らかな渋味

Gesellmann Blaufrankisch Hochacker ゲゼルマン ブラウフレンキッシュ ホーホアッカー


【生産者】Gesellmann ゲゼルマン
【ぶどう品種】ブラウフレンキッシュ
【収穫年】2004年
【色調】エッジにオレンジがかった濃いルビー色
【香り】カシス、土の香りが強い、ミネラル香
【味わい】心地よい渋味

白ワインは3番目のフリッチのグリューナー・ヴェルトリーナーが好みでした。
赤ワインはツヴァイゲルトもブラウフレンキッシュもピノ・ノワールのような香りと味わい。ガツンとくるようなインパクトはありませんがバランスの取れた美味しいワインでした。

Weisser Schilfmandel Schilfwein ヴァイサー シルフマンドゥル シルフヴァイン


【生産者】Willi Opitz ヴィリー・オピッツ
【ぶどう品種】マスカット・オットネル
【収穫年】2003年

参加者のお一人の差し入れ オーストリアのデザートワイン
頂きものだとおっしゃっていましたが、何と言う偶然でしょう。有難うございました。

おつまみ


サラミやチーズはもちろん美味しいですが、本日の大発見は「きゃらぶき」!
これがなんとワインにぴったりです。佃煮の類はあまり得意ではないのですが、一緒にいただくと、美味しい!

ワイン会はホントに楽しいです。

今夜は珍しいワインをいただき、久しぶりに松永先生のワインの熱い語らいをお聞かせいただきました。

松永先生、皆さま有難うございました!

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