僕のワンだふるカーメモリー 1
昨年、種々事情を加味して丸出デミオ君で札幌往復2400km走ってきたといったらベンツオーナーの友人は驚いていた。 小型のデミオ君でそんなにストレスはなかったけど。 車はちょっとデザイン感があって動けばいいという方だ。 どうせシートは犬の毛だらけになる。 僕は元来、道の広い北海道育ちの田舎者であるので都内の運転は未だに得意ではない。 そして運転は下手だと思っているので都区内の移動なら4m位の長さの車がストレスなくいいと思っているのだが皆さん、どうして道路事情の違う国の車に憧れるのだろう。 ゴルフ練習場の駐車場で出庫ができないご婦人。 建売りのご自宅の駐車場からはみ出る高級外車。
さて、ベンツ乗れない僻みっぽい話は止めて話はここからファイン、 2001~2004年に友人に頼まれ5万円で譲り受けたポロクーペに乗っていた。 当時、経費削減?の事情で図体だけでかいレガシーLXを手放してから約1年後だった。 ポロクーペは確か1982年頃生産の角ばったデルモだった。 今でいえばレトロ感満載の三角窓や左ハンドル、マニュアルシフトでオートマチックなところは一切なかったが普段もレスポンスが良く小気味よく走ったしドイツ車らしく高速道路の方がグッとクラウチング姿勢のダウンヒルの選手みたいで快適だった。
翌年、初代の犬がやって来た。 まもなくこの子は車酔いする子だとわかってね、 丁度高速入口に差し掛かかった時に助手席で「ウップ! オエーー!!」っと始まるものだから顔にビニール袋をあてがいながら右手を伸ばしてクルクルハンドル回して窓を開けて駐車券を引き抜くというチョー忙しいことがたまに事があった。 その頃ETCがスタートしたのでいち早く取り付けた。 デーハーな故障もあった、埼玉に仕事の打ち合わせに行く途中、近所のコンビニの駐車場でドスンとダイナモがイカレテ仕事はキャンセル。 オー・プリーズ・ステイ・バイ・ミー、ダイナモ♪~~ 思わぬ早い帰宅で喜んだのは愛犬だった。 お陰でその後、練り直した住宅プランの方が良かったが駐車場まで3キロ、JAFの牽引はスキー場の下りのリフトと匹敵する怖さだった。
2004年、車検をもう諦めるようモータースに説得された。引き継いで3年目、愛着が増していたが部品が調達できないというので諦めた。 それで次の車を探してくれるというのでT社とN社と白とシルバー以外で犬とフリスビーの大会に行けるような車が欲しいと言ったらバーガンディーのオルティアというシビックシャーシのステーションワゴンを捜してくれた。
(写真は当時のものではなくネットからDLしたものです)
(2022.0128 未発表)