2日目は、ノーザンファーム空港牧場から始まります。
事前の天気予報では、日曜日は「雨」でしたが、
この日も一日、良いお天気で、本当に見学日和でした。
約束の10分前に到着すると、デジママさんは既にお待ちで、
ご案内役のOさん、「早速、出掛けましょう~」
まずは牝馬3頭から。
アーネストデザイアの09(牝1歳・父:フレンチデピュティ)
馬体重: 415kg 馴致は終了し、角馬場での調整中。
この仔は、元愛馬の娘ですから、「孫」みたいなものでしょうか?
カタログを見た限りでは、「出資はないけど見守ろう」ってな気持ちでしたが、
実馬に会った途端、「可愛い~」でした。
馬体も、随分バランスが取れてきて、カタログ写真からは見違えるよう。
母譲りのきつい気性が、上手く競馬に向いてくれれば良いなぁ。
フレンチ×サンデーの配合も、牝馬は良く走っていますので、
ギリギリまで様子見してポチすることに決定~。
オードトゥジョイ(牝2歳・父:フジキセキ)
馬体重: 542kg 屋内坂路を16~17秒で2本の調整。
10月21日付けてアップされた動画の馬体が衝撃的でしたので、
正直、もの凄い牛さんを覚悟していましたが、思ったよりはスッキリ見えました。
背も高く、全てのパーツが大きいので、ある程度の体重は仕方ないそうです。
右前骨瘤も、もう大丈夫なので、近々しがらきへ移動させたいとのことです。
っと言っても、具体的な予定は出ていないようですが…。
クラブの公式では18秒1本となっていた調教ですが、
担当者が、「毎日2本乗っていますよ~」っと。 それはそれで良かったです。
ケイティーズファーストの09(牝1歳・父:ハーツクライ)
馬体重: 436kg 馴致を終えて角馬場調整。
実馬を見てからポチろうと考えていたら、あっという間の満口。
半姉のケイティーズジェムが強い勝ち方でデビュー戦を飾ったからでしょう。
ですが、ご一緒したデジママさんが、滑り込みセーフで出資されていました。
重心の低い馬体で、顔も可愛く、順調そうでした。
※余談ですが、今回あったハーツクライ産駒、3頭全てに
「重心が低い」という形容詞がつきます。
ハーツ産駒は総じて短足さんみたいです。
ユーワジョイナーの09(牡1歳・父:ステイゴールド)
馬体重: 425kg 馴致を終えて角馬場調整。
こちらはデジママさんとご一緒愛馬。
性格は、人には良い仔らしく、毛艶ピカピカで体調良好。
まだまだ子供っぽい感じでしたが、ステイの牡馬を持ってみたかったので、
かなり楽しみです~。
エンプレスティアラの09(牡1歳・父:アドマイヤムーン)
馬体重: 458kg 馴致を終えて角馬場調整。
そろそろ坂路に入れますとのこと。
普段はボーっとしているのに、乗るとチャカチャカするそうで、
フレンチの特徴がよく出たお顔をしておりました。
馬体はまだ薄く、緩さも目立ち、後ろ足の踏ん張りがきかない感じ。
でも、新馬勝ちしたシャンギロンゴもこんな感じだったので、
成長すれば大丈夫でしょう。
牧場的には外様の種牡馬ですので、
私が、「ムーンに期待しているんですよね~」と言っても、
「う~ん、どうなんだろう」的な反応でしたネ。
ここからノーザン空港野戦病院組、3頭に突入~。
シャンギロンゴ(牡3歳・父:タニノギムレット)
馬体重: 552kg トレッドミル調整。
休んでいるので体はかなり立派。
馬房から出されて、大きく長く「ヒヒヒ~~~ン」っと嘶いておりました。
で、骨折休養中のシャンギロンゴが使っている「トレッドミル」。
「人間のルームランナーと同じもの」だそうで、速くすれば17~18秒も出るし、
傾斜も付けられるので、運動量としては想像以上にあるとのこと。
シャン君の場合は、ゆったり24秒くらいですけど、
年明けくらいから騎乗運動開始して、春ころの復帰になるんじゃないかと。
(あくまで患部次第ですから、前後すると思います)
バノックバーン(牡2歳・父:スニッツェル)
馬体重: 500kg トレッドミルで、18秒くらいの調整。
右前脚に大きな骨瘤があり、誰がみても明らかに判るほど、ポコっとしています。
左前脚にも小さな骨瘤がありましたが、大きさが全然違いました。
この大きな骨瘤が固まるまでは、今の調整を続けるしかなさそうで、
「早期デビューを目指していただけに残念です」とのことでした。
これがバノックの骨瘤。
骨瘤のまわりの白いものは「湿布の跡」です。
本当に大きい~
フェーラシュバル(牡2歳・父:ファルブラヴ)
馬体重: 490kg WM調整。
今週のレポートにもあったように、「右前の爪に痛みがある」と。
蹄底が浅いタイプとのことで、愛馬ビンテージチャートを思い出しました。
ビンテージを考えると、まだまだ時間が掛かりそうな感じです。
爪が伸びて痛みがなくなるまではWMのみで楽をさせるしか無さそう。
焦っても仕方がないことですので、じっくり我慢の時ですネ。
「爪」以外は大丈夫ということでしたので、
右トモの疲れは問題ないということなのでしょう。
もしかしたら、爪をかばって、トモに疲れが出たのかもしれませんネ。
勝ち上がっているシャンギロンゴはともかく、2歳の2頭は心配です。
まだ焦る時期ではありませんが、焦る時期まで長引きそうな予感も。
同じように色々あったアンヴァルトのように、順調にデビューできますように。
長くなりましたので、続きは NF空港・後編 で。
牧場見学2010秋の陣 その5 NF空港・後編 へ 続く
事前の天気予報では、日曜日は「雨」でしたが、
この日も一日、良いお天気で、本当に見学日和でした。
約束の10分前に到着すると、デジママさんは既にお待ちで、
ご案内役のOさん、「早速、出掛けましょう~」
まずは牝馬3頭から。
アーネストデザイアの09(牝1歳・父:フレンチデピュティ)
馬体重: 415kg 馴致は終了し、角馬場での調整中。
この仔は、元愛馬の娘ですから、「孫」みたいなものでしょうか?
カタログを見た限りでは、「出資はないけど見守ろう」ってな気持ちでしたが、
実馬に会った途端、「可愛い~」でした。
馬体も、随分バランスが取れてきて、カタログ写真からは見違えるよう。
母譲りのきつい気性が、上手く競馬に向いてくれれば良いなぁ。
フレンチ×サンデーの配合も、牝馬は良く走っていますので、
ギリギリまで様子見してポチすることに決定~。
オードトゥジョイ(牝2歳・父:フジキセキ)
馬体重: 542kg 屋内坂路を16~17秒で2本の調整。
10月21日付けてアップされた動画の馬体が衝撃的でしたので、
正直、もの凄い牛さんを覚悟していましたが、思ったよりはスッキリ見えました。
背も高く、全てのパーツが大きいので、ある程度の体重は仕方ないそうです。
右前骨瘤も、もう大丈夫なので、近々しがらきへ移動させたいとのことです。
っと言っても、具体的な予定は出ていないようですが…。
クラブの公式では18秒1本となっていた調教ですが、
担当者が、「毎日2本乗っていますよ~」っと。 それはそれで良かったです。
ケイティーズファーストの09(牝1歳・父:ハーツクライ)
馬体重: 436kg 馴致を終えて角馬場調整。
実馬を見てからポチろうと考えていたら、あっという間の満口。
半姉のケイティーズジェムが強い勝ち方でデビュー戦を飾ったからでしょう。
ですが、ご一緒したデジママさんが、滑り込みセーフで出資されていました。
重心の低い馬体で、顔も可愛く、順調そうでした。
※余談ですが、今回あったハーツクライ産駒、3頭全てに
「重心が低い」という形容詞がつきます。
ハーツ産駒は総じて短足さんみたいです。
ユーワジョイナーの09(牡1歳・父:ステイゴールド)
馬体重: 425kg 馴致を終えて角馬場調整。
こちらはデジママさんとご一緒愛馬。
性格は、人には良い仔らしく、毛艶ピカピカで体調良好。
まだまだ子供っぽい感じでしたが、ステイの牡馬を持ってみたかったので、
かなり楽しみです~。
エンプレスティアラの09(牡1歳・父:アドマイヤムーン)
馬体重: 458kg 馴致を終えて角馬場調整。
そろそろ坂路に入れますとのこと。
普段はボーっとしているのに、乗るとチャカチャカするそうで、
フレンチの特徴がよく出たお顔をしておりました。
馬体はまだ薄く、緩さも目立ち、後ろ足の踏ん張りがきかない感じ。
でも、新馬勝ちしたシャンギロンゴもこんな感じだったので、
成長すれば大丈夫でしょう。
牧場的には外様の種牡馬ですので、
私が、「ムーンに期待しているんですよね~」と言っても、
「う~ん、どうなんだろう」的な反応でしたネ。
ここからノーザン空港野戦病院組、3頭に突入~。
シャンギロンゴ(牡3歳・父:タニノギムレット)
馬体重: 552kg トレッドミル調整。
休んでいるので体はかなり立派。
馬房から出されて、大きく長く「ヒヒヒ~~~ン」っと嘶いておりました。
で、骨折休養中のシャンギロンゴが使っている「トレッドミル」。
「人間のルームランナーと同じもの」だそうで、速くすれば17~18秒も出るし、
傾斜も付けられるので、運動量としては想像以上にあるとのこと。
シャン君の場合は、ゆったり24秒くらいですけど、
年明けくらいから騎乗運動開始して、春ころの復帰になるんじゃないかと。
(あくまで患部次第ですから、前後すると思います)
バノックバーン(牡2歳・父:スニッツェル)
馬体重: 500kg トレッドミルで、18秒くらいの調整。
右前脚に大きな骨瘤があり、誰がみても明らかに判るほど、ポコっとしています。
左前脚にも小さな骨瘤がありましたが、大きさが全然違いました。
この大きな骨瘤が固まるまでは、今の調整を続けるしかなさそうで、
「早期デビューを目指していただけに残念です」とのことでした。
これがバノックの骨瘤。
骨瘤のまわりの白いものは「湿布の跡」です。
本当に大きい~
フェーラシュバル(牡2歳・父:ファルブラヴ)
馬体重: 490kg WM調整。
今週のレポートにもあったように、「右前の爪に痛みがある」と。
蹄底が浅いタイプとのことで、愛馬ビンテージチャートを思い出しました。
ビンテージを考えると、まだまだ時間が掛かりそうな感じです。
爪が伸びて痛みがなくなるまではWMのみで楽をさせるしか無さそう。
焦っても仕方がないことですので、じっくり我慢の時ですネ。
「爪」以外は大丈夫ということでしたので、
右トモの疲れは問題ないということなのでしょう。
もしかしたら、爪をかばって、トモに疲れが出たのかもしれませんネ。
勝ち上がっているシャンギロンゴはともかく、2歳の2頭は心配です。
まだ焦る時期ではありませんが、焦る時期まで長引きそうな予感も。
同じように色々あったアンヴァルトのように、順調にデビューできますように。
長くなりましたので、続きは NF空港・後編 で。
牧場見学2010秋の陣 その5 NF空港・後編 へ 続く
ジェムの半妹、私的にかなり好みの馬体で、
逃した魚は大きいと痛感しました。
背中のラインと、腹袋が牝馬なのにしっかりしていて、
かなり良い感じでしたよ~。
後編、鋭意、制作中ですのでもう少しお待ちを~。
後編マダー!楽しみにしています。