日々いろいろ日記

好奇心旺盛な私。あれこれ行ってみた事、やってみた事、心の動きを書いています。

屋久島サイクリング その3

2018-02-23 15:22:04 | 屋久島
その2からの続きです

永田のエイドでお昼を食べて、ちょっと見渡したら、だんだんと人が少なくなり、ヤバイ😵💦早く行かなきゃ!と出発。この時点で12:15位。ここのエイド、チェックポイントの制限時間は12:30。
ここから先、頑張らなきゃ~。

少し進むと横河渓谷に曲がる看板が。

それより先から西部林道は、道が狭いので、自分の運転では走ったことのない道でした。
(車に乗ってたことはあるけど)

アップダウンがキツいと聞いてたけど、車に乗ってたら、そこまで見ていない。
(まさか自分が自転車で走ることになろうとは思ってもなくて)

だんだんと道幅が狭くなり、車が対向できない道幅に。

段々と緑の木々が多くなる。
西部林道だー!

そして、だんだんと登り坂…。
ロードバイクの人達が何人か自転車を押して歩いてたので、

かなり長い登り坂なのかな?この辺りで体力セーブしてた方がいいのかな?と思ったけど、その横を自転車を漕いだまま、通りすぎた。

何だかもう、ウロ覚えなんだけど、
この西部林道は、聞いてた通りアップダウンがあり、
私も、とうとう自転車を降りて歩き出した。
左足の、膝周りの筋肉が痛い。

でも、ゆっくり歩いてる余裕はないから、歩いて、自転車に乗って、また辛くなったら降りて歩いて…の繰り返し。

世界自然遺産地域に入る。

うっそうとした緑の世界。

所々に猿がいる。

西部林道、いいなあ~。
しんどいけど、気持ちいい。
葉っぱが太陽の光に当たってキラキラ✨
マイナスイオンたっぷり🍀

所々、立ち止まって写真も。













途中のエイドでは、
『道路の端のミラーに番号がふってあって、72位まではアップダウンが続くよ』と聞いて、その時点で確か35だったから、ヒャー!まだまだか😖⤵と思った。

とりあえず、ここまで来たら、制限時間内にゴールしたい!するしかない!という気持ちで、急げるところは急いで進む。

それにしても、しんどいにはしんどいのだけど、何とかここまで走れた。
ここまで来たら完走するしかない。
多分この調子なら大丈夫そう。

これは、やっぱり屋久島の土地の神様や、聖霊たちのお陰かなあ。
裏縦走で、重いザックを背負って歩いてた時も、思ったほどしんどくはなかった。
若い頃に縄文杉を見に歩いた時も。

(屋久島の神様、ありがとう。
私を守ってくれている神様、ありがとう)

不思議と、目に見えない存在の感謝の気持ちが溢れてくる。

ホ、オポノポノの言葉も心の中で言ってみた。

(ありがとう、ごめんなさい、
許してください、愛しています)

いろいろな言葉を心の中で言ってみたけど、
シンプルに、(ありがとうございます)がしっくりくるなあと思った。

そしてやっと下り坂に!
気持ちよーく、『ひゃっほー!』と一人で声を出して下る😃

ブレーキもほとんど使わず、楽しい!気持ちいいー!

街中で乗っていたら、下り坂は怖くて、ブレーキ握りしめてたのに、ここでは解放感が違う。

対向車がほとんどこない(と思って)
下り坂のスピードを楽しむ😃

気持ちいい~、幸せだなあ~と感極まって涙が出てきた。

途中、スタッフさんが、写真を撮ってくれる場所が。
涙をふいて、写真を撮って貰った。



逆光でシルエットになってるね。

みわちゃんが先にいたよ。



さっきスタッフさんに撮ってもらった写真が逆光だったので、
スタートしようとしてたみわちゃんに、
私もみわちゃんに写真撮って~っとお願いを。みわちゃん、出発しようと、してたのに、遅くなってごめんね🙇💦💦



この後、長く続く下り坂!
やっと西部林道を抜けたよ~。











下りきったら、スタッフさん達が。

大川の滝への寄り道を薦められた。

でも、『この時間から行って、制限時間に間に合いますかね?
』と聞いたら『大丈夫!大丈夫!
行った方がいいよ。』
とのことで、確か明日は雨と聞いてるから、今日見ておこう!と、滝を見に行くことに。

みわちゃんが降りてきたのが見えたから、みわちゃんくるかな?
と思ったら、先に進んだみたい。













大川の滝は、日本滝100選に入っていて、雨の降った後は、凄い迫力です。

リトリートや、個人で屋久島に来たときは、必ず立ち寄る場所。

何人か写真を撮っていて、
私も大きな岩をいくつか渡って、滝の近くまで行った。
山用の靴じゃなかったから、慎重に慎重に。
ここで捻挫や、足を捻ってはどうしようもない。

滝壷は、虹が出ていた。
滝の前で、大きく深呼吸。
マイナスイオンを全身に浴びた。

そろそろ行かなきゃ!

お手洗いをしてから、少しだけ下の川の方に写真を撮りに行く。





若い男性がいて、お互い、気持ちいいですね~。とお互いどこから来たかの会話。
東京から来られたみたい。なかなかの好青年さんでした。

さぁーて、急いで戻らないと!
また頑張って漕ぎ出す。

ちょっとしたら、エイド。
そこで、みわちゃん、あきちゃんに会う。



カレーもあって、どうしようー?と迷ったけど、少しだけ頂くことに。

隣と向かいの席のおじさん達とお話。

ロードバイクをレンタルして走ってる(ふだんロードバイク乗ってないんだって)おじさん。びっくり!

今年は天気がいいねー!とか、
ゴール5キロ前の坂がキツいとか、話した気がするなあ。
ウロ覚え💦

こうやって気さくに話せるって嬉しい。











こんな感じで写真を撮りながら、走る。

ゴールは近づいているけど、アップダウンが続いてるように感じた。

(えーっ!また登り?)というのが、いくつか続いたように思う。

そして、登った先に立って応援してくれてる島民の方々。

登りがしんどくて、ギア1でゆっくりゆっくり登ってたから、早くそこにたどり着きたいのに、という場面もいくつかあった。

『あともう少しー!』『頑張れー!』
『これが終わったら下りだよー』
いろんな声援。

鳴り物を鳴らしてくれていたり。

あー、嬉しいなあ。
有り難いなあ~。

ゴールが近づいてくると、
正直、自転車を降りたくない、このまま走っていたいという気持ちが芽生える。

裏縦走の時に、山を降りたくないと思った気持ちと同じ。

もうちょっと、この自転車で島を走っていたい、と思った。

ここまで書いてなかったけど、
パット付きのサイクリングパンツも履いてたけど、お股の部分が痛くて💦

所々、坂道とか、お尻を浮かせて走ってたのだけど、

左足の膝回りが痛いとか、お股が痛いとかはあったけど、
ゴールしたくなかったなー。

ゴール間近は寂しくなった。
これでこの自転車ともお別れかーって、寂しくなった。

ブリヂストン シルバ ユーショップ南国のレンタサイクル7番の自転車に、
愛着が沸いてた。

そしてゴール。
15:50くらい。

制限時間は16:30だから、ちゃんと時間内にゴールできた。



着いたら、3人はぜんざいを食べていた。
私も頂く。

そして、後夜祭のことを考えると、すぐに宿に帰って、温泉に入りに行こうということに。

あまり余韻に浸る余裕がないまま、その場を後にした。

JRホテルの温泉が通常は1500円(だったかな?)のところ、300円で入れる割引券を頂いてたから、宿に着いてから、準備をしてJRホテルに向かう。

今回のお宿 こころ家さんは、スタートゴール地点から徒歩で行けて、とても便利だった。
ベッドも心地よく、こたつもあったりして、家庭的で良かった😃
(私が見つけて予約したから嬉しい)

温泉から出た時の、JRホテルからの夕陽。






JRホテルの温泉は、お湯質がトロトロしていて、美人の湯と言われてるみたい。

そして、レンタカーはそのまま停めたままでいいらしく、
歩いて後夜祭に向かう。

かなりの人が集まっていて、お弁当、おでんを食べていた。



おでんは撮り忘れ。

お腹いっぱいになったので、おにぎり二個は、明日用に持ち帰る。

抽選もあったよ。

私はお菓子のお土産セットが当たった。

安田大サーカスの団長さんとスタッフさんが前に出て。



最後は、握手をして、一緒に写真を撮って貰った!





この日の写真はこれでおしまい。

お宿に帰ったら、放心状態で、片付ける気力がなく。

写真は撮り忘れたけど、お宿のお部屋のこたつに、たんかんやお菓子が沢山置いてあった。

家庭的であったかい。
こころ家さん、
ありがとうございます😃

翌日は、あきちゃんの提案で宮ノ浦に泊まることに。予約をして、

寝ました。

長くなりましたが、サイクリングの1日はこれでおしまいです。

次は、翌日のこと、最終日のこと、
前の日のこと、
またゆっくりアップしたいと思います。