(3) 福島原発事故による被曝と環境汚染
現場で働く作業員は劣悪な条件の中、生命がけで仕事をさせられている。東電の被曝管理は杜撰で、個人被曝の測定器が不足したり、女性が予想外の被曝をしたり、日頃のいい加減さが非常時に暴露されている。環境汚染対策はその場しのぎで異常時の対応能力がない。
低レベルと称する廃液を直接海に放出し漁業者に多大の迷惑をかけるに至っては無知と劫慢と . . . 本文を読む
福島原発の重大事故について毎日のニュースは見逃せない。
この福島原発の現状について「日本科学者会議原子力問題研究委員会・委員」で理学博士・市川富士夫先生のお話を聞く機会があったで紹介したい。
私は九州電力・川内原発、東京電力・柏崎原発の建設基礎調査の仕事に携わった事もあるので関心深く拝聴した。
先生は最後に「節電する事も原子力行政の一翼です」とのユニークなお話をされていた。
以下は5月10 . . . 本文を読む