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展覧会『みんなのレオ・レオーニ展』

2018-08-13 07:00:00 | 他作品感想など
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長めの記事です



今年の夏休みはパラネットと

ゆっくり過ごす時間を作れなかった(作らなかった💦)ので

せめてもの思いで展覧会に誘ってみました。

そう、自分の予定に合わせさせる形で!



『みんなのレオ・レオーニ』展

at 伊丹市立美術館8/11~9/24

→会場HP








『スイミー』の作者の展覧会ということで

ふだんあまり絵や絵本に関心がないパラネットでも

見易いかなと思いまして。


原画などと一緒に

出版済みの絵本も備え付けられていて

一気に読破できるようになっていました


但し、

混み合っているときは譲り合いの精神が必要です

展覧会初日とあって

お子さまたちを含めて人はわりと多めでした。

わたしなんかはとばしとばしでしか読めなかった



でも思いのほか

パラネットは「ド」ハマリして

備え付けの絵本をゆっくり全て読んだそう👀

素晴らしい





以下感想です




もちろん

とてもはっきりした

分かりやすいメッセージと

緻密で透明感のある原画の美しさを

堪能できたのですが、

驚いたのがその他の絵画作品と彫刻の数々!


『平行植物』という空想上の植物を表現した彫刻作品は

彼の自宅の広大な庭(『幻想の庭』という)に

たくさん飾られているそうで

物凄いクリエイティブなパワーを

亡くなるまで持ち続けていたひとなんだなあと感じました。

また

現実の人物と空想上の人物を

ひとりずつカンヴァスに描いた

とにかく大量といわれる

絵画作品群の一部の展示もありました。

空想と現実の境目はないと言っているあたりは

絵本作家の域をとっくに越えているように思いましたよ。




そしてこの日はもうひとつのお楽しみ

レオ・レオーニ本人と親交のあった

板橋区立美術館副館長

松岡希代子さんの講演会があり

楽しくこれを拝聴しました。

実はこれをお目当てにしていたわたしです

講演会前にパラネットは先に帰宅することに。 


 
講演の中身は

レオ・レオーニの生い立ちや人柄、

デザイナーまたはアートディレクターとしての

仕事の数々などを知った上で

改めて絵本作品を読んでみてください、

というものでした。

生前の本人と交わしたエピソードを織り混ぜての

他では聴けない貴重なお話。

とてもおもしろかったです。



レオ・レオーニが

「多義性」が重要視していたこと

つまり

自伝『between the worlds』の題名に現れているように

世界はひとつではないという

強い思いが常にあったということがうかがえるとのことでした。




世界はひとつではない。


う~ん、いい言葉~






偉大な絵本作家であると同時に

その奥のほうにあるものを感じられる展覧会でした




ポストカードとシールとクリアファイルを買いました



パラネットに新境地ができたこともうれしかったです



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