お天気の 良い日に…
優しい香りに 誘われて
近づいて観ると 綺麗な紅梅が 咲いている
紅梅に見惚れていると 母からスマホに 電話があり
「伯父ちゃんが亡くなったのよ。」と 話してからは…口早に
「葬儀日程が詳しく決まったら、又電話するね。」と
早々に 電話を切る 
散歩を途中で止めての帰りの道すがら
伯父のことを 思い出す…
幼い頃 お正月に親戚の方や 従姉弟たちが集まり
人気者の伯父の傍には 従姉弟たちの笑い声が 絶えず
ユーモアがあり子供達を夢中にさせる
魔法使いの伯父です
いつも 穏やかな笑顔が 素敵な伯父でした
その後 落ち着いた母からの電話で
「伯父ちゃんは、幸せだったよ長男嫁の手厚い介護と
自宅で家族に看取られながら 眠るように旅だったんだもの…。」
「伯父ちゃんは 何歳だったのかしら？」と 訊ねると
「91才よ」と明るく話す母は 寂しそうに感じます
86才母の 願いが叶うように 子供である
私達が 努めますので…
伯父ちゃんの 大ファンである私達を 見守っていてね
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