変異ウイルスの「デルタ株」が引き起こした7月からの感染の波も落ち着いてきましたが、 また心配な新たな変異ウイルスが出てきました。 というのが南米のコロンビア由来の「ミュー株」です。 厚労省が過去の検査を詳しく調べたところ、6月から7月にかけて国内の空港検疫で2人、ミュー株に感染していたことがわかりました。 東京大学の研究チームによると、ファイザー製ワクチンの接種により得られる「中和抗体」の効き目が、ミュー株の場合は従来株の7分の1にとどまりました。