2010/04/13

サクラ、ユリカモメ等々、毎日の通勤路に季節の移り変わりの指標が幾つかあるんです。
天竺川道田小橋(ドウデンコバシ)上流右岸の天竺川児童遊園(豊中市庄内東町六丁目)にある桐もそうでしてね。
先週末に傍を通った時は蕾が固かったのに、昨日の暖かい雨に誘われたのか今朝はかなり開いてました。
今のところキリの花は満開とまで行かず、七分、いや未だ六分咲きくらいかな？
それにしても今年は開花が早いのと違うんかいな？と後で調べて見たんですわ。
去年の4/20に同じ桐の木の満開の様子を撮ってるんで、それからすれば同じような開花時期ですねぇ。

桐の花が咲いて大阪造幣局の通り抜けが済めば私の春は一区切り。
4年前には春の一区切りが危うく人生のフィナーレになりかけたんでしたなぁ。
命の綱の切れたのを、どう取り留めてか木更津から、めぐる月日も目出度く四年越しとなりましたわ。

「古人無復洛城東　今人還對落花風」の古人となるところを、今人で踏み止まって落花風を楽しませて貰っております。
「年年歳歳花相似　歳歳年年人不同」相似ていても咲いているのは新しい別の花、花も人も生れ変りながら続く。
それを悲喜何れと感じるかは気の持ち様、例え端っこででも命を紡ぎ続ける仲間に参加出来るのは嬉しい事でっせ。

霊魂の生れ変りはどうか知りませんが、素材は使いまわされてることに間違いない。
たとえ死んだとしても、一切合財消えてなくなるわけではないんや、と思うとなにやら安心しますわ。

昨日の雨で桜ノ宮公園は桜の花弁が散り敷いて、道は一面桜色で自転車で踏んで通るのが勿体無い。
そういえば、散った後も花弁が色鮮やかに綺麗なのは桜(バラ科は殆どがそうかいな？)の良いところですねぇ。
同じ時期に咲くツバキ、モクレンなどは散った後の花が汚く変色して無残な感じを受けますやんか。

上町台を走って、天王寺公園南側のお気に入りの坂道に差しかかると遊歩道の手摺にコサギがとまってました。
カメラを取り出して先ず一枚抑えといて、間合いを詰めようとしたら、残念！飛び立たれてしまいました。
これから初夏に掛けて、この坂道でサギが営巣するんで、少し臭いけど間近で見られるのが楽しみです。

帰りに花園橋の銀行へ寄って野暮用を済ませ、上船津橋を渡った所で時計を見たら結構早い時間なんです。
明日、久しぶりに会社へ来る友人に、最近はまっているデニッシュを差上げようと、ふと思いつきましてね。
明日はどうなるか判らんので、そのまま堂島1丁目へ大回りして今日の内に段取りする事にしました。

そういえば、色々と貰いっぱなしの先が何軒かあるなぁ、え～い、ついでやと大量に購入。
さて、買ったはエエけどどうして自転車に積んで帰るか？後先を考えんと買う辺りが私の長所ですわ。
着ているヤッケ(防風着)を脱いで、裾に通っているコードを絞ってでっかい袋状にしたのに全部納めましてね。
袖でハンドルに括り付けて、何とかかんとか帰ってきました。

明日はディパックに入れて担いでいきますわ。
まさか雨は降らんやろうなぁ？