むすめちゃんといっしょ。

5歳(2021年現在)のむすめちゃんとの生活と、ときどき映画の感想。

「朝が来る」

2021-06-02 16:43:00 | 映画
映画「朝が来る」の感想です。

特別養子縁組を取り巻く人たちの人生の機微をギュギュッとした物語。
養子縁組を受けた夫婦と、生みの親の話しかと思ったら、全員にギュギュッと世界があって、少しずつみんなフィーチャーされていた。



出だしが子供が怪我させた、させないなので、同じ歳の子どもを持つわたしには身につまされるというか、怖…と思うと言うか。。

養子縁組って、たまに思いを馳せることあるけど、改めて凄い制度だなと思った。
いろいろな意味で。
良い面はもちろんあるけど、危険性も孕んでるしね。

子どもが産まれない夫婦と、
子どもはいるけどひとり親になった人と、
子どもはいるけど険悪な夫婦と、
どれが良いのかなとたまに考えます。
人それぞれ状況も違うし、答えなんてないのだけど。
3つ目は子どもが可哀想だけどね。

中学生の恋愛で頭がいっぱいで、
出産・子育てが恋愛の延長みたいに感じてる時に感じるであろう苦悩とか、
まだまだ子どもだからこその、自分では気づけていない世界の狭さとか、
若いのに…若いからこそ……、しっかりと表現されてて、凄いなぁって思った。

そして、とにかく、映像が綺麗。

中身はグチャグチャしてるけどね。笑


とりあえず、そのうち、年頃の娘になるひとが家にいるので、
もし、こう言った状態になったら、どう支えていこうかなーと思っておりまする。


最後まで素敵でした。

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DVD

監督河瀨直美
脚本河瀨直美
髙橋泉
原作辻村深月『朝が来る』
製作武部由実子
製作総指揮木下直哉
出演者永作博美
井浦新
蒔田彩珠
浅田美代子

「ファミリーズ・シークレット」

2021-06-02 13:13:00 | 映画
矯正官の主人公のおじさんを中心に、家族の秘密がぐるぐる渦巻く話。


家族同士が仲悪くて罵倒するのが、精神的に来るんだなぁと思った。
私は、ヒステリーな親がヒステリー起こさないようにしてきたところもあるし、それによって抑圧されてきたこともあるから、誰かがヒステリックに怒ってるシーンはトラウマ級に苦手。

観てて辛くなっちった。

誰かが悪い目にあいそうに思ってソワソワするのも苦手だなぁ。
みんな幸せなら1番いいのになぁ。

この映画は何かしら解決していくというのは、テーマからも明白だけど、
秘密が重なり、露呈しそうで露呈しないような過程が辛い。。


トニーの受け入れが早すぎるのが怖。。


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