映画「朝が来る」の感想です。
特別養子縁組を取り巻く人たちの人生の機微をギュギュッとした物語。
養子縁組を受けた夫婦と、生みの親の話しかと思ったら、全員にギュギュッと世界があって、少しずつみんなフィーチャーされていた。
出だしが子供が怪我させた、させないなので、同じ歳の子どもを持つわたしには身につまされるというか、怖…と思うと言うか。。
養子縁組って、たまに思いを馳せることあるけど、改めて凄い制度だなと思った。
いろいろな意味で。
良い面はもちろんあるけど、危険性も孕んでるしね。
子どもが産まれない夫婦と、
子どもはいるけどひとり親になった人と、
子どもはいるけど険悪な夫婦と、
どれが良いのかなとたまに考えます。
人それぞれ状況も違うし、答えなんてないのだけど。
3つ目は子どもが可哀想だけどね。
中学生の恋愛で頭がいっぱいで、
出産・子育てが恋愛の延長みたいに感じてる時に感じるであろう苦悩とか、
まだまだ子どもだからこその、自分では気づけていない世界の狭さとか、
若いのに…若いからこそ……、しっかりと表現されてて、凄いなぁって思った。
そして、とにかく、映像が綺麗。
中身はグチャグチャしてるけどね。笑
とりあえず、そのうち、年頃の娘になるひとが家にいるので、
もし、こう言った状態になったら、どう支えていこうかなーと思っておりまする。
最後まで素敵でした。
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