白木蓮  ~心・言の葉~

少しずつ 何かが響いてきて 生きていることの何かを感じています

もう 逢えない

2024-03-29 | 日記

白木蓮に逢いに行きたいと
胸がきゅっとなるのを
久しぶりに感じて
もう 咲いたかな?と調べてみたら

あの マグノリアガーデンが2年前に
閉園になり 見つけた画像は
見るも無惨な草ひとつも無い更地

何処かに移植されてないか
混乱する思考の下
検索したのですが
堕ちる気力とともに絶望しかなくて

気がついたら 実家近くの白木蓮も
終わっていました。



今年は梅の香りも
沈丁花の香りも
マスク越しでも 気付くことが出来て
心がザワザワしてたんですけど。

メッコリめり込んで
気がついたら 
花粉症でひたすら目が痒くて


今は 辛うじて好きな本を読む事と
陽が落ちる前の蒼くは無い空を見る事で
息継ぎできています。


私は何を喪ったのかな
私は何を手にしたのかな

もう少し 心が浮上したら
言葉と思考のヌマに潜り始めたい


泣く事も
出来るなら
したい


です。


                            白蓮真琴


乱気流

2024-02-02 | 日記


空が 蒼く天へと駆け上がる
冷気和らぐ 冬の終わり
心 緩んで陽射しを浴びる

空が 鈍色に覆われる冷えた帳
息をすることすらはばかられる
すべてが塞がれ 色 褪せる

凍てつく空も
微笑む空も
すべて 愛しいものなのに

カラカラ 
灰色の幕が降りる

何に怯え
何に喜び
何に愁い
何に微笑む


愛しき白の空よ
心 閉ざす私を赦して







※2024年明けて早々に 激しい地震

被災されました方々にお見舞い申し上げます。

テレビで繰り返される情報、映像、頻発する地震を知らせるアラート。
ただ ただ 成り行きを見守ることしか出来ませんでした。
心身ともに追い込まれていくようで
テレビで正視できず 細切れに文字で情報を得ていました。
1~3月は 毎年精神的に落ちる時期なので
(ここ数年はだいぶ良くなっていたのですが)今年は色々重なって
少々 重症です。

曇り空だと 尚更 気鬱になり浮上しにくくて困っています。
1月はお休みの80%を冬眠状態にしました。
心身ともに 刺激となるものは 全て排除して ひたすらに寝ていました。

心が 戻りません。
戻りつつあっても すぐに凹んでしまう。
無理にいつも通りに装いません。

ただ 今年は春に逢いに行きたいなと思いました。
白木蓮に逢いたいです。


                        白蓮 真琴


師走ですね

2023-12-04 | 日記
もう師走に なってしまいました(笑)

今年は 出産以来 初の入院生活を経験し

仕事がお休みの日は ほぼ通院で

あちらこちらへと遠出して

職場と病院と自宅の3箇所だけが

私の出没場所になっていました(笑)

まぁ 病院は3~4箇所なので

それぞれ月イチでも 公休の半分は潰れ

残りのお休みは 誰とも会いたくなくて

おしゃべりもしたくなくて

おうちに引き篭っていました。


今年の楽しみは 通院の帰り道

大きな本屋さんに寄れるので

上限1万円で 好きな本を買う事にして

自分へのご褒美にしていました。

料理本が 結構高かったかな。

入院生活で 楽しみが食事だったのですが

まぁ その病院の食事の美味しい事!

そこで 初めて 自分が食べたい物が

理解出来て 調べたり探したりして

元々 紙媒体が好きなので 料理本に

手を出したんです(笑)

上限ギリギリまで買ったのは1回だけ。

その後は ちょっとずつ2千円前後の出費

出会えたら迷わず買ってしまう文庫本。

10年以上前に 迷って買えなかった本を

見つけてしまったので

分厚い文庫本を欲しかった巻数全て購入

まだ 読んでいません(笑)

何時でも読める状況が嬉しくて

積んであります(笑)

子供達が巣立って 家庭内別居のような

距離で過ごす毎日は まぁまぁで。

子供達中心だった生活から

自分中心にシフトチェンジ途中です。

自分甘やかし生活初めの今年は

来年も継続です!(笑)

2023/06/03

2023-06-03 |  想


言の葉を欲す

心の揺らぎを表す言葉か
表せない言葉の音色か

意味を持たす言の葉か
意味がまだ持てない音だけか

微細で美彩な意味を持つ言葉と
当てはまる言の葉のない音色か

誰がうたうか
誰が唱えるか
誰が囁くか
誰が溢れるか

その言葉は

すべてすべて

受け取る貴方しだい


さあ
賽は投げられた
受け取りなさい
その言葉は
もう 貴方のもの

そうして
言の葉は紡がれてゆく


愛しき言の葉
母なる腕に抱かれて
そっと眼を閉じて





閉ざされたまま

2022-12-15 |  想


楽しい とか
嬉しい とか
温かい とか
優しい とか

その言葉の意味がわからない

哀しい とか
淋しい とか
つらい とか
切ない とか

その言霊の叫びがわからない

泣いていい とか
怒っていい とか
叫んでいい とか
甘えていい とか

なぜ 君が涙を流すのかわからない


そのままの私でいい とか
自分を責めるな とか
生きることを諦めるな とか
空っぽのまま笑うな とか


ああ
ごめんね
空虚な私を抱きしめる君を
何も映さない瞳が閉じる

彩褪せた世界の空に
笑っていて と
生きていて と 
君の歌が聞こえる


聞こえるのは
君の鼓動
私の波動



うた

2022-09-11 | 日記

だから あたしは 歌うんだ
貴方が 忘れないように

だから あたしは 歌うんだ
貴方に 届かないように

だから あたしは 歌うんだ
貴方の 弔いの歌にならないように

あたしの歌が この宙に舞う時
貴方が 蒼空へ 羽ばたくだろう

だから あたしは 歌うんだ
貴方が 限りある命を謳歌するために

あたしは歌う
命の歌を





雪 寒 

2022-01-07 | 日記
一年半ぶりくらいになりました

しかも 初めて携帯から

いつもはパソコンからなので 文字が打ちにくい。

もう 言の葉を紡ぐのが難しいけれど
紡がれた言の葉が 誰かの心に触れられたなら 嬉しいな、と



何を届けに来てくれたのでしょうか

天上の華

2020-09-23 | 独り言

 

突き刺さる

 

突き刺さる

 

風も 雨も 日差しも 闇夜でさえも

 

季節の移ろい 花の香 大地の揺らぎ

 

感覚全てを 剥き出しの私で 受け止めていたのに

 

覆われて 

 

覆われて

 

素の私が 戸惑い 迷い 

 

生傷のように 心が剥きだして痛い

 

風が 包み込もうとしているのに

 

雨が 慰めようとしているのに

 

季節の移り香が 囁こうとしているのに

 

何もかも 受け止められない 私がいる

 

だめです

 

そう つぶやく 小さなわたし

 

遠くに 赤く 天を仰ぐ あの人がいるのに

 

あたしのなかにも 咲いておくれ

 

真っ赤な 天上の華

 

 

 

 

 

 

 

☆ 時々 泣きそうになるくらい 不安定になります

 心が 何もかもに ついていけなくて 何もかも リセットしてしまいたくて

 心が 響くまで とても時間がかかるようになってしまいました

 全てにフィルターがかかったようで 

 

 


時は平等に過ぎゆく

2020-06-17 | 日記

3年半くらい 更新しておりませんでした

 

思わず 前の更新日をガン見して 指折り今年は何年だっけかなと しばしフリーズしておりました(笑

 

とりあえず 元気だと思います(笑

 

コロナ騒動で 自粛 ソーシャルディスタンスだの マスク、消毒・・・・・・・

 

マスクをして仕事をしていますが なんだろ 顔にマスクの折り目とかが触れていると

 

ずっと それに触れたくなくて無意識に マスクの下の顔が 鬼瓦のようになってるという(笑

 

マスクを外すと 顔がとっても疲れる毎日です

 

マスク、ゴム手袋、制服、靴下・・・・・自分を覆うもの全てに ストレスを感じるようになって

 

ニュースもテレビも みんな うっとおしく感じられて 何もかも避けられるものは避けまくっていますねぇ・・・・

 

通勤は自転車なので その時はマスクは外して 風を感じるとか 匂いを感じるとか それだけで感激したりして(笑

 

いつも以上に 感覚過敏になっていて 仕事が休みの日はひたすら 眠っていました

 

はい・・・・ 夜 まともに熟睡できてないので (10年ぶりくらいに 睡眠乱れております)

 

 

 

何をどうしていようとも

 

時は 差別なく進んでいく

 

生きている限り 誰にも平等に 流れている

 

 

 

 

新しく 今までとは違う生活を 見つけて いかないといけないですね。

 

暑さに気を付けて ぼちぼち 生きていきましょうね

 

 


生命

2016-11-07 | 独り言

 
時が過ぎ

ひらり ひらりと 季節が重なる

幾重もの想い

幾つもの刹那

ひとつ ひとつと 思い出となる



時が過ぎ

きらり きらりと 時が流れゆく

幾重もの言葉

幾つもの笑顔

きらり きらりと 心に刻まれる



時が過ぎ

さらり さらりと 消えてゆく

幾重もの想い出

幾つもの記憶

さらり さらりと 消えてゆこう




時が過ぎ

誰かの記憶の中に留まる刹那があるのなら

それは 私が生きてきた中で

一番の幸いになるだろう

それが 一番の幸せだろう



ありがとう

そう 最期には思えるように

そう 思えるように

私は 強く生きていきたい