突き刺さる
突き刺さる
風も 雨も 日差しも 闇夜でさえも
季節の移ろい 花の香 大地の揺らぎ
感覚全てを 剥き出しの私で 受け止めていたのに
覆われて
覆われて
素の私が 戸惑い 迷い
生傷のように 心が剥きだして痛い
風が 包み込もうとしているのに
雨が 慰めようとしているのに
季節の移り香が 囁こうとしているのに
何もかも 受け止められない 私がいる
だめです
そう つぶやく 小さなわたし
遠くに 赤く 天を仰ぐ あの人がいるのに
あたしのなかにも 咲いておくれ
真っ赤な 天上の華
☆ 時々 泣きそうになるくらい 不安定になります
心が 何もかもに ついていけなくて 何もかも リセットしてしまいたくて
心が 響くまで とても時間がかかるようになってしまいました
全てにフィルターがかかったようで
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