空虚な気持ちも
充実した日々も
留まることなく 過ぎ行く『時』
そう・・・・・
そうして 人は旅に出る
戻れない時の旅人になって
終わりを目指して歩いてゆく
想い
2010-01-11 | 詩
どこまでも 広がる空に
届かない想いを注ぐ
悲しいまでに 宙を舞う想いは
遠く 儚く 消えてゆく
吐き出したい想いは
願ってはいけない想い
届くことの無い想いは 一片の風になろう
受け取り手のない 想いはどこか
遠くへ そっと消されてく・・・・・
前に
2010-01-07 | 詩
さぁ 君の背を押すよ
次のステップへ
次の高みへと
遠く 高く 跳べるように
君の小さな勇気を押し出すチカラ
ほんの小さなおせっかいだけど
君の背を 軽くそっと確実に押すよ
次の季節へ
次の君へと
歩き続け
変わり続けるために
さぁ 羽ばたいて
さぁ 駆け出して
さぁ 後ろを振り返らずに
次へ
明日へ
君の未来へ
無
2009-12-23 | 詩
暗い 暗い 闇の淵
誰しも抱える 深い闇
底を覗いて 闇に呑まれ
心の軋みも 遠のいてゆく
あたしは 誰?
あなたは 誰?
暗い 暗い 心の闇に
誰でもない あたしが映される
深い 深い 痛みの奥に
誰もいない 無が広がる
あたしは どこ?
あたしは いない
キライ
2009-12-09 | 詩
ありがとうと 言えない自分に苛立ち
さよならと 言えない自分に苦しみ
ごめんねと 言えない自分を消し去りたい
大事な言葉を飲み込みすぎて
大切な何かを 失ってゆく日々
時は 二度と戻ってこないというのに
自己嫌悪にまみれた 後悔に溺れ
透き通る青空が痛くて見れない
遠くまで伸びる空の下に
きっと あたしはいちゃいけない
きっと あたしはいられない