白木蓮  ~心・言の葉~

少しずつ 何かが響いてきて 生きていることの何かを感じています

優しい夜に 出会えて・・・・

2009-07-22 | 言の葉(旧館より)





静かに 静かに 夜が更けてゆく

 

誰かに想いをはせて

 

ゆっくり ゆっくりと 夜へ沈んでゆく

 

この 優しい時を 

 

この 心地よい夜を

 

そっと 夜に散りばめて

 

 

ひとりたたずむ キミへ想いを投げかけよう・・・

 

 

 

ひとりじゃないよ

 

キミがそう教えてくれた

 

ひとりじゃないよ

 

私もいるよ・・・




2006/4/16


未来

2009-07-22 | 言の葉(旧館より)






いつの日か

 

夢見ていたことを手にしたとき

 

心は どう変わっているのでしょうか

 

 

 

いつの日か

 

望みに近づいてゆくのを知ったとき

 

自分は どれだけ成長しているのでしょうか

 

 

 

そして

 

 

そうやって

 

 

己を振り返ることは 出来るのでしょうか

 

 

 

 

希望と絶望を 抱きしめて 歩き出す

 

 

そこから 新たな何かが生まれくることを信じて





2006/4/11


残りし 温もり

2009-07-22 | 言の葉(旧館より)







手を ぎゅっと握り締めた

 

この手の中にある 小さな光を消さぬように

 

 

 

手を そっと開いてみた

 

この手の中にある 小さな想いを消さぬように

 

 

 

この手で つかめるものは小さいけれど

 

たったひとつ この手の中に残ればいい

 

 

 

幸せの定義を 自分の中に置いてみる

 

全てを取り払って 何が残るのか

 

何が 心に残るのか

 

何を 得たいと思っているのか

 

 

 

手を ぎゅっと握り締め その温もりを確かめる

 

小さな 小さな温もりが

 

そっと手のひらから しみ込んでゆく

 

 

 

何が 残ったのか

 

残ったものに 気がつける

 

そんな刹那に手を開く

 

 

 

 

哀しいまでに 温かい微笑み

 

 

優しいまでに 消えぬ微笑み






2006/4/9


時は流れる

2009-07-22 | 言の葉(旧館より)






祈り

 

微笑み

 

問わずに消える

 

そうして また 季節がめぐる

 

ツボミに祈り

 

咲き誇る花に微笑み

 

物言わずに散り落ちる

 

止めることのできない 時のめぐり

 

止めることのできない 季節の流れ

 

 

 

尋ねているのに 応えはない

 

私はなに?

 

ただ 春の日差しに

 

影が揺らぐ

 

 

 

 

 

 

 

春を告げて 花が咲く

 

気がつけば 華やかに時が流れ

 

貴方は若葉を抱いている

 

そう いつも黙ったままで

 

貴方は季節の中に生きている

 

私の手が届かない時の中で

 

貴方は日差しの中で微笑んでいる

 

 

 

手が届かない時の中で

 

貴方は 微笑み続けている






2006/4/6


春に。。。。

2009-07-22 | 言の葉(旧館より)





廻る 廻る 時が廻る

 

誰が言わずとも 廻ってゆく

 

 

 

誰も止めることのできない この時が

 

季節を持ち寄りて 廻り続ける

 

 

 

凍える心を持ち寄りて

 

温もりの日差しにかざし始める

 

 

 

怯え 震え 嘆く心

 

溶け 喜び 微笑む心

 

 

 

時は容赦なく過ぎ行くけれど

 

心を持ち寄り 時を廻る

 

 

 

凍える心に 春の日差しを

 

 

 

春の日差しを 与えよう

 



2006/3/31