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白木蓮  ~心・言の葉~

少しずつ 何かが響いてきて 生きていることの何かを感じています

私の中の一部分

2011-06-09 | 独り言


想うことも 願うことも

喜ぶことも 悲しむことも

全て 手放したまま 月日が過ぎ行く

ただ いたずらに時だけが流れ

風を感じ

空に共鳴し

湧き出す言の葉の泉など

遠い日々に 枯れ果てたまま



カサカサな心の中に

想う言葉など ひとつもなくて

ましてや 言葉に表そうだなんて

思うことすら出来なくて

心の中から 何かを吐き出すことさえも

ただただ 苦痛になるばかりの日々



この試練はいつまで続くのだろうか

私は 乗り越えられるのだろうか

人は 乗り越えられる試練だけを 与えられるというけれど

チカラ尽きて 倒れ 去り逝くものも あるのかもしれない



時が薬というけれど

感じるままに 言の葉を綴り

心 赴くままに 

見えない何かが 心に響き

感受性の塊のような私は

もう 見る影も無い


どうやって 言の葉を紡ぎ

どうやって 空を仰ぎ

どうやって カメラに収めていたのだろう



何一つ

響かない

届かない

感じない

そんな暗闇の中で

私には まだ 一筋の光も見えてはこない



生きている実感がない

ただ ひたすらに 時に流され

過去からの繰り返しによって

笑い 喜び 安堵する演技をして

嘘でもいいから 以前の私のようにと 振舞い続ける

いつか 嘘でも それが 真実になる日が来ると

そう 思うことにしている



ただ

怒りだけは 今のチカラで

それだけが 私を生かしているのかもしれない



己を 攻め続け

怒り続ける 己を卑下し

それでも 収まらない怒りを

壊れた心の奥底に

押し込み 己を殺していく



それが 正解なのかは 解らないけれど

今は そうやって 心の均整を取っている



許せる日がくるのか

忘れる日がくるのか



永遠にこないだろうけれど

今 血飛沫をあげている 傷口を

いつか 痛かったと

疼きを感じながら 

見ることが出来る日がくるかもしれない



全てを 忘れてしまえば ラクになるかもしれない

それでも 私はこの記憶を手放さない

痛みも 辛さも 狂気すらも

今 自分が自分であるために

手放せないでいる



風を読み

空を感じ

草花に共鳴し

湧き出す言の葉に

いつの日か

また

溺れてみたい






















※ 今年もまた 桜も見ず ハナミズキも見ず アジサイが咲いていることすら
  気が付かずに 生きています(苦笑

  以前は 季節の移り変わりに かなり敏感だったほうなのですが・・・・
  
  空を見ても 花を見ても 美しいとか 綺麗だとか 想えない自分が まだここにいます。



 ご来訪 ありがとうございます。

 ここに綴る言の葉は 私の中の ほんの一部分です。

 とはいえ 心が壊れているのは 大部分のことですが(苦笑

 

 生きていることが 苦痛になることも

 足を止めたくなることもあります

 それでも 生きていくのは 自分のためでもあり

 守るべき存在があるからかもしれません

 

 そして 本当に 命尽きた時に

 こんな人生だったと 誇れる生き方を 報告したい人がいるからかもしれません

 

 辛さを 痛さを知っている人は 強く優しくなれるのだと 思っています。

 でも そこへ 辿り着くまでが 試練の道なのでしょうね。

 誰にでも 明日は平等にやってきません。

 明日の命は 誰もが保障されているとは 限らないからだと思っています。

 だからこそ もがきながらも 今を 自分なりに 生きていきたいと思っています。



                                               白蓮 真琴

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2011-05-09 | 独り言



醜い私が 般若の面を着け外し

言葉にならない毒に満たされ

吐くことも 飲み下すこともできず

ただただ 苦しみもがくだけ

面を挿げ替えるように

心も 挿げ替えられたなら どんなに楽になるだろうか

素の私は どこにもあらず

いくつ挿げ替えても 面は面

醜い毒がすべてにまわり

目に見えるものは すべて闇

時が止まり 思うことも出来ないまま

素の私は 息絶えたまま闇に伏す



私の中で 毒が巣食う

暴れて狂う鬼がいる

それすらも 遠くから微かに感じるだけの私

何も 感じず

何も 思わず

何も 分からず



今 ここにいる私は誰なのだろう

今 ここに生きている私は何なのだろう



壊れたい

砕けたい

散ってしまいたい

消えてなくなりたい


そんな言葉に 流されながら

般若の面が泣く



私の代わりに 泣いてくれますか



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灰色の風景

2011-04-19 | 独り言



もう 何もかも いらない

執着するものが 見当たらない

己の中には きっと 生きることへの執着があるのかもしれない

けれど 壊れた心は

繰り返し 繰り返し

もう いい・・・  何もかも 要らない

そう つぶやく

そう すべてを投げ捨てる



壊れた心が 拒絶する

微かに灯る火を 吹き消すように

砕けた心が 更に砕ける

ツカレタ とつぶやきながら



過去の自分の繰り返しでも

日々を重ねられれば

いつしか 今の自分が動き出す

そう思いつつ生きている

だけど つぶやく心は いつも同じ

周りのすべてが 色を失い

周りのすべてが 音を失い

周りのすべてが 消えてゆく



感じる心が 壊れるということは

こんなにも 無味乾燥になるものか

こんなにも 生きる気力を奪うものなのか

時に押し流されるように 日々過ぎて

そうして 時が重ねられてゆく

何も感じられない時が重ねられて・・・・



ツライ と感じるだけ まだいいのかもしれない

ツカレタ とつぶやくだけ まだいいのかもしれない

周りすべてが灰色の風景になっても

まだ 目を閉じていないから・・・・・



灰色の風景は やがて 心の中で砂と化し

音も無く すべてが崩れてゆく

残るは 天も地もない灰色の世界



おそらく 自分が望んだ世界

色という刺激に 耐えられない私だから

痛みを感じる前に 逃げているのかもしれない

だから すべてを消すのだろう

泣けない私の 唯一の方法



少しでも 心の欠片が 生まれるために・・・・・


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2011-02-01 | 独り言

心の奥底で 絶叫している私がいる
狂ったように 泣き叫ぶ私がいる
壊れてしまいそうで
壊れてしまったようで
心 枯れ尽くしても尚 叫んでいる

笑って過ごしている現実の私がいる
反射的に笑って困って喜んで
いつもの私がここにいる
それは まるで過去の映像の繰り返しで
今の私はここにはいない

湧き上がる怒りも絶望にも
切望する涙は 一滴も出てこない
泣けない辛さ
泣きたい願い
壊れたい思い

何もかも 終わったことなんですね
あなたにとっては
何もかも 終わっていない
未だに あの渦中にいる私です

痛み
苦しみ
悲しみ
絶望
狂気

それだけしか感じません
すべてが 怒りとなって
私のすべてを壊していく


何一つ 許せない自分が辛い
何一つ 進めない自分が辛い
時が薬というけれど
受け止めてくれる心がなければ
己を殺して生きていくしかないんです



すべての時が止まり
すべての色が褪せていき
すべてが嘘で塗りつぶされ
壊れた心は途方に暮れる


涙をください
泣けない辛さを
知ってください






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空回り

2011-01-27 | 独り言

 

苦しくて 痛くて 逃げ場がなくて

吐き出すことが出来ないまま

心の中には 毒の汚泥が山積していく

自分を責め

自分に毒を吐き

ひたすら過去の自分を傷つける

あの時から動けない私自身に・・・・


違う

本当はあの人を責めたい

罵り 事実を知らせて

同じように傷を負わせたいのだ

同じ苦しみを味わえと

煮えたぎる思いを抱えている


醜い

そう思うけれど やり場の無い怒りは

次々と私の中で生まれ

次々と毒を満たしていく

過去の時の中でうずくまったまま

動くことも出来ないほどに

まだ 私は壊れている


それでも

時は動き 日々を生きていることには変わらない

フラッシュバックする過去に飲み込まれながら

怒りで眠れない夜も

モノが食べられなくなる日々も

お酒で 気分を紛らわす刹那も

泣くことが出来ない私には

惰性の時にしかならないでいる





流すことのできる心が戻るなら



また 心が生き返るなら

泣いてみたい

泣けることが出来るなら

泣き叫んで 眠りたい

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