一か月ぶりのお出かけをした先週、
その後発出されると思われた準緊急事態宣言の前に
ちょっぴり英気を養っておこう と広島県立美術館で開催中の
「北斎漫画」展へ
広島駅の中は、いつもの賑わいはなく、閑散としていたが、
県美の中は、私と同じ思いの人がこんなにも居たのか
と思われるほどの人が見られた。
一応、お知らせでは、一定人数を超える来訪者がある場合は入場制限をする。
とあったが、そこまでの人出ではなかったみたい。
まあ、美術館の中で基本お話をする人は、ほとんどいない。
し、美術品管理のための空調管理もされているので、
安心安全な空間である。
北斎漫画版画200点が、ところ狭しと並んでいて
作品のそばには、解説絵図もあり、一つ一つ丁寧に見ていくと
あっと言う間に二時間が経っていた。
「驚異の眼 驚異の筆」とちらしにあったが
浮世絵師として70年にわたり画業一筋で生きていた
「北斎のまなこ」がそこにあり、
ユーモラスかつ繊細に描かれた、当時の人々の生業がそこにあった。
世界中で愛されている北斎の神髄を目の当たりにして
人が死してもなお残せるものがある幸せを感じることが出来た。
明日の朝、昨年末受けた大腸ポリープ切除後の精密検査の結果を聞くためだけに
担当医のもとに行く予約を入れていたが、
今朝ほど担当医自らの電話があった。
コロナ下でのことでもあり、電話で結果をお伝えさせてほしい旨の話があり、
「結果としては、全く問題ない。」と明るい声で伝えられた。
ガン化していない・大丈夫と踏んではいたが、はっきりとした結果を聞くと
やはり ほっとした というのは本音。
紹介状を書いてくれた主治医には、結果を郵送するとの事だった。
老齢と言われる年代になり、一日一日の重みを感じざるを得ない今日、
「ぴんぴんコロリ」を目指して、がんばろう私。