こころほわり

女性のこころを解放する場所

専属の聴き手

2019-03-20 | 傾聴&メンタルケアについて
実家の父は認知症なので同じ事を繰り返し言い続けます。
それを毎日聞く母は大変です。
なので二人共疲れた表情の時もあります。

二人共私を待っています。
なぜなら私は二人の話を聴くからだと思います。

認知症の父
一緒に暮らす母
それぞれの辛さがあります。

誰でも自分の話を聴いてもらい
受けとめてもらい
わかってもらうと嬉しいものです。

認知症の父は自分が忘れていく恐怖や
今まで出来ていた事が出来ない辛さがあります。
一番辛かったのは車の免許を返納した事ではないかと思います。

認知症の人はどう聴いてもらうといいだろうか
自分がその立場だったら何を言われたら嫌だろうか
どんな言葉をかけたら嬉しいだろうかと
手探りしながらですが聴くようにしています。
ちゃんと聴くと表情が変わっていくんです。
その変化が嬉しいですし、話を聴く事の重要性を感じます。