みゆきな日々

チワワのチェリー女の子&私・年金暮らしのジッちゃんに絶賛親孝行活躍中

背筋も凍る恐怖のキャンプ

2010年09月11日 | インポート

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           コオロギの鳴き声が聞えてきたよ

              沢山のコメント有り難うです

          いっぺんにコメント返せないけどゴメンよ

       多忙の為にコメが残せなくても必ず応援には行くもん

              だから気軽にコメ残してね

            *:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪

              八甲田山の麓の田代平

               友人8人でキャンプ

            楽しいキャンプになるはずだった

            遥々、遠方から来た友人も居る

           賑やかに皆で協力しテントも張った

            何より楽しいキャンプのバーベQ

            男性3人は学生時代の同級生

           食べて飲んで楽しい語らいの時間

            キャンプファイヤーの炎が素敵

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        キャンプと言えば、お決まりの怖い話しが出る

       『なぁ知ってるか?田代代は自殺が多いんだぜ』

   『くる途中か、この先なのかは知らないが道路脇が多いらしい』

      『そう言えば、くる途中に結構、車が停まってたな』

   『大抵は山菜採りだけど自殺の為に停めてる車もあるんだ』

                 『そうらしいわね』

  『私の友人も田代平の脇道に車を停め排気ガスで自殺してた』

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             こんな綺麗で神秘的な場所

      『綺麗で神秘的だから選ぶんだよ、死に場所として』

                みんな聞き入った

                友人は話し始めた

       山菜採りの為に車を停めた場所には先客が居た

          車内から女性が手を出して手招きをする

      他の友人に手招きしていると思い気にも留めずにいたら

                『・・・・・・・・・・・・・。』

            車の中から自分に話しかけてる

            何か困った事でもあったのか?

           手招きする女性の側まで近づいた

               するとその女性は

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              この世のものでは無かった

              無我夢中でその場を離れた

    バックミラーなんか見る勇気もない、ただ前だけを見て走った

         2度と田代平に山菜なんか採りにくるものか

           後悔と恐怖で震えながら突っ走った

                 ようやく対向車だ

                 心持、ホッとした

            対向車のドライバーと目が合った

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                あの時は怖かったよ

 今、思えば現実だったのか夢だったのか記憶が定かじゃないんだ

         今年も、随分と自殺が多かったみたいだね

       不景気で将来を悲観した人が集まりやすいのかもね

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    舗装されて広く開けた山道、無謀な運転をする若者も多い

         田代平での無謀な運転は事故に繋がる

                  事故も多い

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       楽しいキャンプに身の毛もよだつ話に鳥肌も立つ

     もう寝ようよ、怖い話をしていると死者が集まってくるよ

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                    そうだね

         だけど俺の見た女性は何だったんだろう?

          田代平で事故か自殺した人の霊かもね

             それって、どの辺りだったの?

   『恐怖で記憶が消えちゃっててさ、まるっきり覚えてないんだよ』

             『何か目印とかは無いの?』

    真っ直ぐに八甲田山が見えるってだけ、ここと同じ状態だよ

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       みんな同じような景色だし、ここじゃなきゃ良いけど

                  その時だった

               凄いブレーキ音が響いた

                   『事故か?』

         若いカップルが路上で競って仲間と走ってる

                 『迷惑なヤツらだ』

『ああいう輩にさっき聞いた血だらけの女性が注意してくれたらいいのに』

                さっ火を消して寝よう

             改造車の車のエンジンは煩い

      山奥だし若者は我がもの顔で暫く車を走らせていた

   テントから出て腹立たしい車のヘッドライトを見て溜息を付いた

   ふと見れば、こんな夜中に、もう1台の車がこっちへやってくる

                  熊も出るような山道          

           その車は2台の競って走る車とすれ違った

                若い女性の大きな悲鳴

             車を捨ててこっちに走ってくる若者

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             息を切らして転びながら走ってくる

 『みんな起きて、何かあったみたい暴走族のカップルがこっちにくるよ』

                 『うわ~何なのさ』

                  『たすけて・・・』

          『何か言ってる?たすけてって聞えたような』

                  『おい、行こう』

              『どうした?何かあったの?』

   若者達に走りより落ち着かせようと背中を撫でながら話を聞くと

        『さっきすれ違った車の中に幽霊が乗ってた』

       聞けば走りすぎる車の中から血だらけの女性が

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          同じ特徴の女性がレベルアップしていた

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                o(^◇^)/~ ばいちゃ~♪

            *:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪            

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