今読んでる本
誰かの見たものってタイトルの本当にあった話しを載せてる本
読んでて胸が切なくなったの
親猫
うちの田舎は猫だらけでね、庭にノラ猫いっぱいよ
世話とかしないけど、共存て言うのかしら。
その中に可哀想な猫がいてね
毎年、子猫産むんだけど、すごく不運な猫でね
子供がいっつも、全部死んでしまう
特別子育てがヘタではないんだ。
カラスにやられたり、車に轢かれたり・・・・・・・・。
すごく可愛がってるから、よけいに可哀想で
いつも子供が全部死んで、猫背になってる
その年も、うまくいくといいなぁ~と思っててさ
それはそれは一生懸命だったよ
嵐の夜は森の隠れ家から一匹ずつ縁の下に子猫を運んでたりして
ケナゲなんだ
でもね、やっぱり6匹くらいいた子猫が減っていくんだ
それで、2匹連れてたのが、最後の1匹になったんだけどね
その時からよ
庭のある場所に、親子でずっと座るようになった
猫ってジッとしているもんだから、最初は気に留めなかった
でもあんまり何日もずっとそのままだから、見に行ったら最後の仔猫が
畑の鳥避けの網に絡まって、ミイラになってた。
子供の作文のように淡々と書いてるけど朝から泣けちゃった
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