雪も少なくなって春かも
冬が1年の半分の青森←誇大表現かしらん?
今年も卒業式シーズン
みんな経験する卒業式
なのに
卒業式を待たずに泣いて学校から出てきた高校生を見た
私と目があった
ばつが悪そうに顔を伏せて通り過ぎた男子生徒
何があったのだろう?
後日、理由が解った
授業料滞納で退学
父親は派遣社員の40代
30代の後半で正社員だった会社をリストラ
仕事は見つかったが派遣社員だ
その派遣の仕事もリストラ
家庭の事情で高校を中退しなければならなくなった若者
昭和の時代
戦前も戦後も貧しくて学校に行けなかった人が沢山居る
自分の中学時代を思い出した
中学卒業と同時に都会へと集団就職した金の卵と言われた若者
私の時代は金の卵時代は終わってたが、やはり進学出来なかった友人
が居る。貧しい家庭の子だと身なりを見れば分かる、継ぎはぎの服に、
冬でも素足。弁当は新聞紙に包んだ海苔なしの" おにぎり "その、おに
ぎりを隠すように食べてた友人・・・新聞紙のインクがくっつき、新聞紙には
ご飯粒がくっついてた。
中学卒業と同時に上京、それっきり彼女とは会った事はない
卒業アルバムを久しぶりに開き懐かしい気持ちで心も若返る
と同時に卒業生名簿の名前を見て気が付いた
病死・事故死・自殺で沢山の同級生が、この世を去ってしまっている
人生半分
病死・事故死は運命?
自殺した友人も多い
昭和生まれで平成を若さと希望で走ってきた
今の日本
問題を抱えすぎてる平成時代
泣いてた若者よ苦境に負けず人生の勝者になって欲しい
家庭に恵まれ、有名大学を卒業しても就職難の日本
犯罪に手を染めたり人生を悲観してほしくない
家庭の事情で中退していった若者に、せめて卒業アルバムだけでも・・・・。
卒業アルバムには希望に満ちた自分が写ってるんだもん
確かに、そこに居たよ君は
想い出が友人のアルバムの中だけってのは悲しいよ
悲しい別れと新しい出会いの春
身体の、あっちこっちが故障中でごめんね
励ましと、お叱りと、早く更新してとの嬉しいコメに悲鳴をあげてました