よく果物とかお菓子とかもらいます
これはその一部です
ある日、郵便物が届いたといって取りに行った子が箱を持って教室に入ってきたとき、クラス中がその箱を見て色めきたちました
何なのか聞いたら
「おいしいものです」
と言った子がいましたが、その後みんなで何事か相談してから
「高くておいしいものです」
とニコニコしながら教えてくれました
形容詞の「~て」を勉強したので使いたかったようです
へーと思いつつ、授業をして帰るときに、その「おいしいもの」を取り寄せた子が一袋くれました
「これは中国語でザオと言います。日本語はわかりません。」
と言われましたが、わたしは「ザオ」がなんだかわかりませんでした
なんだか硬い干し柿みたいだなと思いつつ、これまた最近勉強した「~と言います」の文型が役に立ってよかったなと思いました
授業で勉強したことを実際の会話で使っているのに気がつくと、勉強していることが無駄じゃないんだなぁと改めて感じるので嬉しくなります
後で他の日本人の先生に聞いたら、ザオの正体は棗でした
ヨーグルトとか、お粥に入っているのは見たことがあるけど、そのものをまるごと1個見たことはなかったので、わかりませんでした
味はほのかに甘くて、カリカリというかパリパリというか・・・まあそんな感じの皮に包まれたわたあめみたいな食感でした