銀座の夏

あれは19才になったばかりの夏、友達3人と初めて
東京に遊びに行った時の事。お昼はananで仕入れた
情報をもとに原宿、渋谷などに行って、買い物して
夜は、やっぱり大人は、銀座よ！と、資生堂で買い揃えた
化粧品で顔を塗りたくり、イッチョラを着こなし、夜の銀座へ
繰り出したまでは、よかったけど、やっぱ、銀座は表通りより、
裏路に入った小粋な店がナウやで！と赤レンガのステキな
レストランに入ったわけ。あほちゃう？（思いっきり知ったかぶり）
店内は、大人の感じの照明でステキなテーブルの上には
キャンドルが灯り、初老の上品なウエイターが、小娘達の椅子を
引いて座らせてくれて、頭を下げて分厚い皮のメニューを渡して
くれた。3人でメニーューに目を通すと3人の所持金、合わせても
無理なコース料理の値段がズラリと並んでた。どうするよ～
まっつあおな3人娘に初老の上品なウエイターが、まったく
嫌味なくこう言った。「当店はお昼のランチもやっております。
よろしければ、またお昼に、お越し下さいませ。」

3人は「そうします！」と言って、その店を走って逃げ出し
表通りのパーラー不二家に入り、オムライス食べて帰ったわ。（最悪3人娘）
そんな事を思い出した訳でもないねんけど、昨日はオトンと
三宮の菊水って老舗の神戸牛のステーキハウスのレストランに
ランチに行ってんけど、め～～ちゃウマ！これぞ、大人のステーキ！
やっぱ高級な、お店は大人になってからの、お楽しみやね～
今度はディナーに行こう！オトンのおごりで！

クリックしてチョーうま！→