そんなわけでオカンは、とうとうセレブ宮田さんに電話して
しまった。できるだけ他人様に迷惑かけたくなかったやけど
。。。
セレブ宮田さんとは、うちの、ボロロンマンションで一番
セレブな感じがするので我が家で勝手にそう呼んでるのやけど
昔からの知り合いでうちが10年前にマメを飼った後の2年後に
セレブ宮田家もプードルのプーちゃんを飼ってからは犬友と
しても、より一層仲良く家族ぐるみの付合いをしてしていた。
その日幸いにも土曜日だったので家でくつろいでいた
セレ宮(短縮)に事情を説明すると、二つ返事で
「よっしゃ!ほな2時に出発しよ!」って言うてくれた。
いよっ!大統領!!地獄で仏とはこの事やわ~
だって誰が車で往復2時間もかかる八尾まで連れて行って
くれる~?もうセレ宮の部屋の方角に足向けられへん。
しかもその日はセレ宮の奥さんの誕生日で
6時に神戸のレストランに予約してるって言うやん。
(やっぱりセレブ)
八尾行って帰って神戸行ってそんなんいいの~
「ええで~」セレ宮は優しく微笑んだ。
オカンは大急ぎでマメを八尾の病院に連れて行く用意をして
2時前に駐車場に行った。セレ宮の奥さんも心配して
見送りに来てくれていた。
「がんばりや~マメちゃん!」「ありがとう~行って
きます~」
セレ宮の高級車の後部座席に乗せてもらったオカンと
マメは暖かい人情にふれながら、ほんま渡る世間に鬼は
なしと涙ぐみボロロンマンションを後にした。
そやけどそこからの八尾までの道中がまた大変やった。
マメは目が痛いのも忘れて車の中で暴れ倒したんや。
セレ宮の助手席は奥さんとプードルのプーちゃんの指定席。
そのええ匂いにマメがコーフンして前に行こうと助手席の
シートの後ろに飛びついて前のめりに顔を出すわ!フガフガ
ツバは飛ばすわ!爪で引っかくわ!シートにかけられた
上品なレースのカバーが破れそうになった!
ほんでとうとう助手席になだれ込みセレ宮がシートの上に
置いていたiPadミニの上に前足をのせたんや。
マジほんまやで!何、操作しようとしてんねん!
こいつほんまに失明しかかってる具合悪い犬か?
セレ宮は相変わらず優しく「ええよ」と笑ってくれたけど
「コラッ!マメ!やめんかいな~」とオカンは怒鳴った。
そんなオカンの怒号なんかおかまいなしに
マメは暴れまくっていたその時やった。
プ~ン
な、なんや!?この、とびきり臭いニオイは!?
その日はまだ寒くてダウンジャケットを着ていたくらい
の1月半ば。当然、セレ宮の高級車の窓は閉め切った
密閉状態にホカホカ暖房を入れてくれていた。
その車内に、あきらかにオナラのニオイがした。
しかもめっちゃ重苦しくタマゴが腐ったような
堪え難いニオイが充満した。
なんとコーフンしながらマメはシレ~と
オナラをこいたのだ!しかも、すかしっぺ。
鼻が、もげそうなくらいのん。
そやけどセレ宮は何も言わへん。
どないしょ!?あきらかに後部座席からニオってる。
このままやとオカンがオナラこいたと思われるんちゃう?
げっ!やめて~しかもこんなくっさいのん!!
しまった。できるだけ他人様に迷惑かけたくなかったやけど
。。。
セレブ宮田さんとは、うちの、ボロロンマンションで一番
セレブな感じがするので我が家で勝手にそう呼んでるのやけど
昔からの知り合いでうちが10年前にマメを飼った後の2年後に
セレブ宮田家もプードルのプーちゃんを飼ってからは犬友と
しても、より一層仲良く家族ぐるみの付合いをしてしていた。
その日幸いにも土曜日だったので家でくつろいでいた
セレ宮(短縮)に事情を説明すると、二つ返事で
「よっしゃ!ほな2時に出発しよ!」って言うてくれた。
いよっ!大統領!!地獄で仏とはこの事やわ~
だって誰が車で往復2時間もかかる八尾まで連れて行って
くれる~?もうセレ宮の部屋の方角に足向けられへん。
しかもその日はセレ宮の奥さんの誕生日で
6時に神戸のレストランに予約してるって言うやん。
(やっぱりセレブ)
八尾行って帰って神戸行ってそんなんいいの~
「ええで~」セレ宮は優しく微笑んだ。
オカンは大急ぎでマメを八尾の病院に連れて行く用意をして
2時前に駐車場に行った。セレ宮の奥さんも心配して
見送りに来てくれていた。
「がんばりや~マメちゃん!」「ありがとう~行って
きます~」
セレ宮の高級車の後部座席に乗せてもらったオカンと
マメは暖かい人情にふれながら、ほんま渡る世間に鬼は
なしと涙ぐみボロロンマンションを後にした。
そやけどそこからの八尾までの道中がまた大変やった。
マメは目が痛いのも忘れて車の中で暴れ倒したんや。
セレ宮の助手席は奥さんとプードルのプーちゃんの指定席。
そのええ匂いにマメがコーフンして前に行こうと助手席の
シートの後ろに飛びついて前のめりに顔を出すわ!フガフガ
ツバは飛ばすわ!爪で引っかくわ!シートにかけられた
上品なレースのカバーが破れそうになった!
ほんでとうとう助手席になだれ込みセレ宮がシートの上に
置いていたiPadミニの上に前足をのせたんや。
マジほんまやで!何、操作しようとしてんねん!
こいつほんまに失明しかかってる具合悪い犬か?
セレ宮は相変わらず優しく「ええよ」と笑ってくれたけど
「コラッ!マメ!やめんかいな~」とオカンは怒鳴った。
そんなオカンの怒号なんかおかまいなしに
マメは暴れまくっていたその時やった。
プ~ン
な、なんや!?この、とびきり臭いニオイは!?
その日はまだ寒くてダウンジャケットを着ていたくらい
の1月半ば。当然、セレ宮の高級車の窓は閉め切った
密閉状態にホカホカ暖房を入れてくれていた。
その車内に、あきらかにオナラのニオイがした。
しかもめっちゃ重苦しくタマゴが腐ったような
堪え難いニオイが充満した。
なんとコーフンしながらマメはシレ~と
オナラをこいたのだ!しかも、すかしっぺ。
鼻が、もげそうなくらいのん。
そやけどセレ宮は何も言わへん。
どないしょ!?あきらかに後部座席からニオってる。
このままやとオカンがオナラこいたと思われるんちゃう?
げっ!やめて~しかもこんなくっさいのん!!