①梅雨時期の体感に地域差が出るのはなぜ?
梅雨前線の北側は初夏・南側は夏の空気である.
前線の北側では,温暖前線のように層状の雲が発生しシトシトとした雨が降りやすくなる.
前線の南側では積乱雲による強い雨が降る.
梅雨末期になると前線が北に上がっていくため,前線の南側に入るため強い雨が降りやすい.
前線の南側の方が蒸し暑く,北側の方が涼しい.
また,オホーツク海高気圧から吹き出す東風によっても,北日本では涼しい体感になりやすい.
②前線の上下の動きを予測するのは難しい?
10〜100kmずれると天気がガラッと変わるため,予報が難しい.
西から天気が崩れるパターンだと時間が前後にずれるだけだが,前線が南北に動く時は全く予報が異なってくる.
前線の南側・北側で蒸し暑さや雲の形も違うので,写真を撮ってリポートをして頂きたい.
予報と実際のブレ幅については雲の形を見ることで判断したい.
③梅雨入りの発表はいつ頃?
今日は中国・四国地方の梅雨入り発表があったが,東海関東北陸東北南部は梅雨入りしてもいいのでは.
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