マメタンガン[Mame-tangan]

バリ島のガムラン・ググンタンガンのグループ「マメタンガンMame-tangan」の活動情報などを載せています。

まだちょっと先ですけど、おしらせ

2014-06-03 21:32:08 | 日記

最近すっかりブログさぼっていましたが、練習をさぼっていたわけではありません。

マメタンガン、地道に集まって練習していますよ~。

新規のメンバー、Aちゃんも迎えてパワーアップをはかっているところ。

 

まだだいぶ先ですが、11月10日(月)、写真のイヴェントに参加します。

ミャンマーの舞踊家・音楽家の方々、および南インド芸能のみなさんと共演します。

私たちが出演する予定の第一部では、ミャンマーの歌と踊りの演目が披露される予定。

同じ東南アジアで歌と踊りが一つになっている、といえば、そりゃあなた、ググンタンガン

でアルジャしかないでしょう、ということで、マメタンガンがタイバンをつとめます。うちの歌姫、

さえちゃんの歌と踊り、さらに磨きをかけて登場する予定。

仮チラシなので、まだ情報も最低限、バリの写真も入っていないけど、

みなさん、いまからとりあえず2014年11月10日(月曜日)の予定をあけておくように!!

 




影絵とバテルとググンタンガン

2014-03-10 21:44:56 | 日記

豆手とは別チームですが、メンバーのうち6名がだぶってる、別編成グループ、サンディア・ムルティの影絵芝居公演が終了しました。

(ムルティの活動に関してはこちらのサンディア・ムルティのブログをご覧ください)

 

もともとマメタンガンは、サンディア・ムルティの公演をきっかけに、その東京メンバーが中心になって始めたグループです。ムルティはもともとバテルという10-12人編成のガムランを演奏するグループですが、このバテル編成はググンタンガン編成ととてもよく似ています。大きく違うのは

 

(1)バテルではグンデル・ワヤンという鍵盤楽器をメインに据えていること、ググンタンガンのメインは、竹笛スリンです。

(2)バテルは影絵人形芝居ワヤンクリットの伴奏編成ですが、ググンタンガンは歌芝居の伴奏編成です。

(3)バテルでは基本的に中型のこぶつきゴング(ドラ)を使いますが、ググンタンガンではゴン・プルという鍵盤型の低音楽器を使います。

 

太鼓や小型のシンバル等の基本的な演奏の仕方は共通点が多いこともあって、日本で最初の本格的なググンタンガンは、サンディア・ムルティの公演プログラムの一部でした。メンバーはかなり重なっていますが、両チームで違う楽器を担当している人もいます。それに今回の東京公演では豆手の歌姫、Sちゃんもスタッフとしてお手伝いしてくれたし、Rちゃんもお客さんとして見に来てくれました、ありがとう!!

 

今週末は、今度は別のバテルチームが都内で公演します。こちらにもやはり豆手メンバーの数人が参加しています。それぞれ忙しい、3月の豆手チーム。これらの公演が全て終わってから、また練習が始まります。その頃には春らしくなっているかなあ。

 

 

 


豆手、雪の翌日練習

2014-02-09 20:37:12 | 日記

昨日の大雪で果たしてできるか?と不安になったけど、今日は晴れて、ご近所の皆さんの雪かきも行き届いていたので、無事に車も通れて、練習出来ました~。

年明けになってから、短い曲を2曲、レパートリーに足そうと思って新しく練習し始めました。両方とも、バリではアルジャのパフォーマンスなどが終わった後に演奏する、いわゆる「タブ・ガリ」と呼ばれる曲の一種です。バリのお客さんたちは気が早いから、タブ・ガリが始まる頃にはもう席を立って帰り始め、演奏が終わるころにはもう誰も残っていません。そんな時に演奏する曲だから、短いメロディを3-4回繰り返して終わり、というようなごく短くてシンプルな形式なんだけど、なんか耳に残る印象的な旋律の曲が、けっこうあるのです。

「終演の曲」ばかりレパートリーが増えてもしかたがなくはあるんだけど、これを素材に、もしかしたらもっと長い曲ができるかもしれないし、バリの芝居とは別の形でライヴをする私たちには、別の使い道があるかもしれない。

次の公演の具体的な予定はまだまったく立っていないのですが、だからこそ色々と回り道して、いろんな素材を使えるようにしておきたいし、ググンタンガンの基礎体力というかアンサンブルの底力みたいなものを蓄えたいなと思っています。乞うご期待。


恵方巻きより「豆」で行きましょう

2014-02-03 20:07:48 | 日記

今日は節分ですが、ここ数年東京でもにわかに「恵方巻き」が「豆まき」より優勢になりつつあるような気がします。ま、「伝統」とかいいつつ変わっていったり、ちゃっかり商売だったりっていうのは、別にそれはそれでいいと思うんですが、やっぱり縁起がいいのは豆でしょう、豆。

 

さて昨日。豆手、2月初めの練習にゲストとしてパフォーマーのあさぬまちずこさんが登場。

 

あさぬまさんは、豆手・主宰者夫婦がやっている別編成(グンデルワヤン)ユニット、パドマと何度か共演してくださっている方。そして偶然なんだけど豆手・笛奏者がソロで参加したコラボレーションでもご一緒しているというご縁があって、ライヴにも来てくださり、何か一緒にできるんじゃないかという話になりました。

 

あさぬまさんのいろいろな仮面や人形、とっても面白い。ここで見ちゃうと楽しみが減るのでシークレットと言うことで写真は出しませんが、ユーモラスだったり、なんかちょっと哀愁だったり、いろいろな表情の精霊?人間?動物?たちと2時間ほどセッションを楽しみました。ググンタンガンとのあわせは初めてなのでお互い手探り。この面にはこの曲が合うかなあ、とかいろいろやってみて、楽しかったです。ググンタンガンは動きのあるものに合わせると、生き生きとしてくるなあ。アルジャの曲、意外とアルジャとちがったキャラクターにあったりするのも、面白い。

 

あさぬまさんとのコラボは、まだどんなかたちになるのか、いつ頃みなさんにお見せできそうか、全く何も決まっていないのですが、ググンタンガンをいろいろなパフォーマンスと合わせることで、これからもっと新しい可能性を探ってみたいと思っています。

 

 


マメタンガン、ぼちぼち活動再開

2014-01-23 08:38:54 | 日記

 

年末のライブあとしばらく練習をお休みしていたマメタンガン。

主宰の二人はその間再びバリへ修行の旅に行き、他のメンバーそれぞれの演奏活動やらなんやらもあって、1月中旬、久しぶりに集まって練習しました。という文章とあまりにも違う写真ですが、遅い新年会ということで練習終了後にバリ飯パーチー。

 

この日のメインは豆手の空手シラット・パフォーマーのコマンによるラワール(ひき肉と野菜の混ぜ混ぜ料理、本来は儀礼食)、サテ(つみれみたいなひき肉の串焼き)、根菜と鶏肉の煮物、サンバル(からーい香辛料の付け合わせ)。バリの男はふだんから儀礼の際には集まって料理しているので、包丁さばきがうまい人が多いのですが、コマンさん、実は本職シェフで、普段はフランス料理とかも作っているそうです。みじん切りとか、ほれぼれとする手早さ。

豆手女子数名が助手として野菜を切ったり、バワンメラ(すごく小さい紫の玉ねぎ)の皮むいたり、サテを串にくっつけたりしましたが、全部で2時間かかりました。コマンさん、時間かかり過ぎたとしきりに反省していましたが、見事な腕前でした~。

 

上記バリ料理にプラス、春巻き、かぼちゃサラダ、クルプック(えびせん)。

普段は楽器の搬出搬入があるし、夜練習することも多いので、忙しいメンバーはがーっと集まって練習してじゃーねーということになってしまう。でも時々はゆっくりお酒を飲んだりご飯を食べたり、今回みたいにみんなでご飯をつくったり、というのも、実は音づくりに関係してくると思うんですよね、とくにガムランのようなもともと「村の音楽」だった音楽では。さーて今年は何をやろうかな、マメタンガン。