マメタンガン[Mame-tangan]

バリ島のガムラン・ググンタンガンのグループ「マメタンガンMame-tangan」の活動情報などを載せています。

豆手、雪の翌日練習

2014-02-09 20:37:12 | 日記

昨日の大雪で果たしてできるか?と不安になったけど、今日は晴れて、ご近所の皆さんの雪かきも行き届いていたので、無事に車も通れて、練習出来ました~。

年明けになってから、短い曲を2曲、レパートリーに足そうと思って新しく練習し始めました。両方とも、バリではアルジャのパフォーマンスなどが終わった後に演奏する、いわゆる「タブ・ガリ」と呼ばれる曲の一種です。バリのお客さんたちは気が早いから、タブ・ガリが始まる頃にはもう席を立って帰り始め、演奏が終わるころにはもう誰も残っていません。そんな時に演奏する曲だから、短いメロディを3-4回繰り返して終わり、というようなごく短くてシンプルな形式なんだけど、なんか耳に残る印象的な旋律の曲が、けっこうあるのです。

「終演の曲」ばかりレパートリーが増えてもしかたがなくはあるんだけど、これを素材に、もしかしたらもっと長い曲ができるかもしれないし、バリの芝居とは別の形でライヴをする私たちには、別の使い道があるかもしれない。

次の公演の具体的な予定はまだまったく立っていないのですが、だからこそ色々と回り道して、いろんな素材を使えるようにしておきたいし、ググンタンガンの基礎体力というかアンサンブルの底力みたいなものを蓄えたいなと思っています。乞うご期待。


恵方巻きより「豆」で行きましょう

2014-02-03 20:07:48 | 日記

今日は節分ですが、ここ数年東京でもにわかに「恵方巻き」が「豆まき」より優勢になりつつあるような気がします。ま、「伝統」とかいいつつ変わっていったり、ちゃっかり商売だったりっていうのは、別にそれはそれでいいと思うんですが、やっぱり縁起がいいのは豆でしょう、豆。

 

さて昨日。豆手、2月初めの練習にゲストとしてパフォーマーのあさぬまちずこさんが登場。

 

あさぬまさんは、豆手・主宰者夫婦がやっている別編成(グンデルワヤン)ユニット、パドマと何度か共演してくださっている方。そして偶然なんだけど豆手・笛奏者がソロで参加したコラボレーションでもご一緒しているというご縁があって、ライヴにも来てくださり、何か一緒にできるんじゃないかという話になりました。

 

あさぬまさんのいろいろな仮面や人形、とっても面白い。ここで見ちゃうと楽しみが減るのでシークレットと言うことで写真は出しませんが、ユーモラスだったり、なんかちょっと哀愁だったり、いろいろな表情の精霊?人間?動物?たちと2時間ほどセッションを楽しみました。ググンタンガンとのあわせは初めてなのでお互い手探り。この面にはこの曲が合うかなあ、とかいろいろやってみて、楽しかったです。ググンタンガンは動きのあるものに合わせると、生き生きとしてくるなあ。アルジャの曲、意外とアルジャとちがったキャラクターにあったりするのも、面白い。

 

あさぬまさんとのコラボは、まだどんなかたちになるのか、いつ頃みなさんにお見せできそうか、全く何も決まっていないのですが、ググンタンガンをいろいろなパフォーマンスと合わせることで、これからもっと新しい可能性を探ってみたいと思っています。