マメタンガン[Mame-tangan]

バリ島のガムラン・ググンタンガンのグループ「マメタンガンMame-tangan」の活動情報などを載せています。

影絵とバテルとググンタンガン

2014-03-10 21:44:56 | 日記

豆手とは別チームですが、メンバーのうち6名がだぶってる、別編成グループ、サンディア・ムルティの影絵芝居公演が終了しました。

(ムルティの活動に関してはこちらのサンディア・ムルティのブログをご覧ください)

 

もともとマメタンガンは、サンディア・ムルティの公演をきっかけに、その東京メンバーが中心になって始めたグループです。ムルティはもともとバテルという10-12人編成のガムランを演奏するグループですが、このバテル編成はググンタンガン編成ととてもよく似ています。大きく違うのは

 

(1)バテルではグンデル・ワヤンという鍵盤楽器をメインに据えていること、ググンタンガンのメインは、竹笛スリンです。

(2)バテルは影絵人形芝居ワヤンクリットの伴奏編成ですが、ググンタンガンは歌芝居の伴奏編成です。

(3)バテルでは基本的に中型のこぶつきゴング(ドラ)を使いますが、ググンタンガンではゴン・プルという鍵盤型の低音楽器を使います。

 

太鼓や小型のシンバル等の基本的な演奏の仕方は共通点が多いこともあって、日本で最初の本格的なググンタンガンは、サンディア・ムルティの公演プログラムの一部でした。メンバーはかなり重なっていますが、両チームで違う楽器を担当している人もいます。それに今回の東京公演では豆手の歌姫、Sちゃんもスタッフとしてお手伝いしてくれたし、Rちゃんもお客さんとして見に来てくれました、ありがとう!!

 

今週末は、今度は別のバテルチームが都内で公演します。こちらにもやはり豆手メンバーの数人が参加しています。それぞれ忙しい、3月の豆手チーム。これらの公演が全て終わってから、また練習が始まります。その頃には春らしくなっているかなあ。