usual and special....????

今日は一年で一番、日付けを忘れていたい日。でした。

前にも書いたかもしれないのだけど、あまり、自分の誕生日とやらが好きでなくて。
ひとのお誕生日をお祝いさせてもらえるのはとても嬉しいし大好きなのだけど、
私自身はそんな、お祝いしてもらえるようなあれではないので、
お祝いのメッセージとかいただく度に申し訳なくなる。
私みたいな本当に瑣末な人間に、尊敬する大好きな、大切な人たちが、時間を割いて、言葉を綴ってくれるなんて、
もうそんなのよくわからない。
私なんて本当に本当にちっぽけで、価値とかゼロではないのかもだけど、
私を傍に置いてくれる友達や役者の仲間や、芝居を観に来てくれるお客さまや、リスナーさんや、憧れのひとたちに比べたら、
ゼロに限りなく近くて、
いつも少しでもそんなひとたちに近付けたらいいなと思って足掻いているだけだから。
私は、そんなひとたちがただただ愛おしくて、そのひとたちの優しさに見合うだけの人間になりたいって思うけど、
それはとても難しくて、毎年毎年、そんな大事なひとたちが増えて、大切さも増して、
そんなひとたちの素晴らしさに追い付けずに、
自分の小ささに辟易して終わるのです。
今年は特に、そんな気持ちが大きくて、
稽古場で五月生まれ3人合同でケーキもいただいたのに、
穴があったら入って蓋を閉めてひとり閉じこもってしまいたかった。
私があるのはそんなひとたちのおかげで、
私ではなくて、私を形成してくれるひとが素晴らしいのに、
もしお祝いや賞賛の言葉が向けられるのだとしたら、私ではなくてそんな人たちなんであって。
そんな言葉をくれるひとたちには、そっくりそのままその言葉を返したい。


本当に、駄目駄目な人間で、毎年この日が来る度に嫌になってしまうけれど、
でも、周りのひとたちのやさしいこころにぎりぎり生かしてもらっています。
せめて、精一杯のありがとうが届いてくれたらいいなと思います。
ありがとうございます。
取り敢えずまた、皆に近付けるように、足掻いてもがいて生きていこうと思います。




2年連続、当日をお祝いしてもらったICHIGEKI☆必殺さん。大好きです