TOSスタートレックシリーズでスポックを演じ、JJSTでも老スポックで出演したレナード・ニモイ氏が
昨年ご本人が公表した慢性閉塞性肺疾患により、ご逝去されました。
私はSTIDからスタトレ好きになって、まだまだ日が浅いですが、
TOSも大好きだし、勿論にもいさんも大好きです。
だから、2日前ににもいさんの緊急搬送のニュースを聞いたとき、
83歳というお歳であることも、肺疾患のこともわかっていた為に、
これはやばいやつ、と瞬間悟って、息が止まりそうになりました。
俳優業を引退と声明を出しても、STIDに出演してくださったにもいさん。
今、世界中の著名人の方、ファンの方が、ツイッターやブログなどで
LLAP(Long live and prosper・・・ヴァルカンサリュート「長寿と繁栄を」)を送ってくれています。
スタートレックシリーズが、たくさんの人々に愛され、
SF人気を牽引してきた作品の大きなひとつであることは間違いなくて、
そのスタートレックシリーズも、最初のカークさんとスポックのエンタープライズがあって愛されたからこそ
続くシリーズが出来、歴史もファンも続いていったことは明白です。
カークさんとスポックの地球人とヴァルカン人という種族を超えた友情や信頼は、
地球という一つの星の中で生きて、喧嘩なんてしてる私たちにとって、
シリーズ始まった当初から世の中の理想であり、大きな希望です。これからも。
また、しゃとなさんことウィリアム・シャトナー氏(カーク役)とにもいさんの関係もとても素敵で、
脚本して監督して演じて、という二人の深いスタトレ作品愛もさる事ながら、
作品や役柄を超えたところでも、一緒に音楽を楽しんだり、ずっと素敵な関係であって、
「僕らは正反対の性格だけれど、もし「その日」が来たらお互いのところに魂を飛ばすよ」
って仰ってて、ああもうもうもう、と切なくなっているところです。
年々素晴らしい人が、大好きな人が亡くなっていって、
なんだかもう、誰かの死による痛みというものが麻痺していっている自分がいます。
悲しくないわけじゃなくて、すっぽり穴があいて、ああ、逝ってしまったのねって
ため息が永遠に続くような感じ。
痛いというよりも、虚無感みたいな。ほんと麻痺。
(痛みで言ったらべね坊ちゃんの婚約~結婚の方が慣れてなかった分嬉しいけど寂しくて痛かったわ←)
これで、今製作段階で、ぺぐちゃん(サイモン・ペッグ)が脚本を書き始めた
スタトレ3作目でのWカークWスポックの夢は叶わなくなってしまいました・・・
今作はしゃとなさんが参加を表明していた分、本当に悔しい。
なんでJJSTのオファー断ったんだよしゃとなさん・・・orz
えげれすにできるパラ山のテーマパークももっと早く建設してくれてれば、
計画中のスタトレをテーマにしたパークのテープカットとか、しゃとなさんとふたりでやって欲しかった。
そんなIfがぐるぐるしています。
映画の中でスポックが生きてたみたいに、復活劇ないのかなって本当に思っちゃうよ。
けれどもとにかく、生きているうちの数年間だけでも、ファンとして彼を追いかけられて、
彼の出ている作品にきゃあきゃあ言えて、
同じ時代を時間を生きられて、それだけでとても幸せなことだなあと思います。
完全に後追いってことだってあるわけだから、それを考えたらなんて幸せなことか。
って、誰か亡くなった時のお馴染みの思考なんですけど、本当に、心から思います。
ありがとうにもいさん。
ごかぞくのところと、しゃとなさんのとこに魂飛ばして、
そんでもってこれからのスタトレも見守っててください。
私たちファンは、TOSとスポックの素晴らしさをずっと伝えていきます。
とにかく今日はレンタルしてるものほっぽって、スタトレ見まくる日にするよ。
皆さんも、追悼スタトレしてみてください。オススメです。
持ってるスタトレもの。
(カーンさんのタオルもあるけど、それは大きすぎて入れられなかった)