満のメモ帳

忘れないうちに書き留めておこう

自信と過信

2010-12-15 23:46:25 | Weblog
自信と過信は一体でまざっていてしらがのようにピンセットで過信だけ抜き取ることができない。
琴線の張りつめ具合でへのかっぱ
人間は時々頭に血が昇ってしまい、普段なら明らかに変だと思うようなことでも正しいと信じてしまうことがある。特に周囲が「そうだ、そうだ」と言っているとますますその気になってくる。やがて、そう信じる集団とそうは信じない集団(だからと言ってこちらが正しいともかぎらない」)との間に対立が生じ、ときには殴り合いのケンカや武力行使にまで発展する。そういうことに夢中になっている人々は皆異様に元気で、たとえば相手陣営が何か失策でもしでかそうものなら、笑いが止まらなくなってしまう。こんな幸福が他にあるだろうかと感ずるのである。人間は賢いはずなのに、時々とんでもなくアホになってしまう。

緊張は肩こり、萎縮をもたらし、弛緩は肥満をもたらす。緊張は争いをもたらし、弛緩は侵略をもたらす。

2010-12-04 14:13:34 | Weblog
過去にそっぽを向き、明日に関心を持たない、今を生きる。意地を張ると窮屈で、信念を創作するととらわれる。過密は争いをまねき、過疎は自立を促す。軍人が政治をし、庶民は農耕をする。勘とは経験の蓄積のたまものである。不信はマイナス思考を増幅し、過信は自己を増長させる。