徳不孤必有隣marimerucha  

藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

振り飛車の捌き

2015年04月07日 | 将棋
マー君は残念でした。
ちょっとした野手のエラーからリズムが変になった感じでした

現在のA級棋士で振り飛車党は久保先生と両刀使いの広瀬先生ですが
やはり振り飛車の魅力は捌くことです。捌いた後に左翼に何にも残らないのが理想的
捌きの元祖といえば大野源一九段ですが現在は久保先生の捌きは芸術
基本的には同じですが捌きかたにも特徴や魅力があります 
僕が好きなのは大内先生の怒濤流と呼ばれていた雪崩込むような将棋でした

序盤戦術が進化してきていますが、今だに角交換型などの振り飛車には少々違和感があります。
段々角を交換しない振り飛車の方に慣れていくんでしょうか
後五年もするとガラパゴス振り飛車でガラ振りとか呼ばれていたりして。

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対大内戦より 先後逆 終盤の受けの問題です。大内先生は穴熊からの豪快な捌きから力の将棋のイメージがありますが
うすい玉のままバランス良く受け流しながら急所をつくという技の将棋もカッコいいです
この将棋も急所をついて攻め込みあわやという局面です
ヒント 何を合駒しても取られそうですが 難問です

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