徳不孤必有隣marimerucha  

藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

断腸の思い

2015年04月11日 | クローン病
クローン病で腸閉塞になったことがある方にしか分らない痛み
ただの腸閉塞でも苦しいのに炎症している場所が閉塞したみたいな時には失神しました。

気がついたらベッドの上で
もう少しで腸が破れて腹膜炎をおこすところだったとの説明があり
当時は腹膜炎の怖さをよく理解もしてませんでしたが
入院中に落ち着いたらこれが断腸の思いってものかぁ…
苦しかったんだろうなぁ‥
でも実際に断腸した訳じゃないんだろうし…
なんて色々考えていました

漠然と戦国時代の武将か中国の武将の話しだと思っていたのですが…

意味を調べたら え… 絶句
子猿を思う母猿に起きた話しでした

中国晋の武将が三峡を船で旅したとき、従者が船に捕まえた子猿を その母親が泣きながら百里余り追いかけた後に船に飛び乗って死に、その腹の中を見たところ腸がずたずたにちぎれていたという話しでした。

自分の苦しみはここまでは無かったと軽く考えていたことを反省

メディアで「断腸の思いで…」とかの発言を耳にすると自分のことを棚にあげて  
見たこともない昔の母猿が可哀想に思えます。

前回の羽生先生の一手は▲6八金打
後手の立場になると 何を指していいのか分からなくなる位先手玉が見えなくなりました。





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