ソフトの開発者の巨瀬さんの終局後のコメント
「すでにアマチュアが指した手をプロが指してしまうとは思わなかった」の発言に賛否両論 そもそも投了にも賛否両論
棋士の阿久津八段の指し手にも賛否両論 第二局の角不成まで遡り賛否両論
今日の対局を観て思ったのが
昔々A級昇級を争いがあるなかで自分は直接関係ないにも関わらず対局相手の昇級の一番に全力で戦い勝利した前会長の故米長邦雄九段の至言
「自分にとっては消化試合だが相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす」
今では将棋界全体に広く普及しています
その米長九段が平成24年1月14日のボンクラーズとの対局で
先手ボンクラーズ7六歩に対し後手米長邦雄九段が6二玉を採用し後手が113手で敗れたのですが、これが先の至言と同じで少しでも勝つ確率の高い手(指し方)を選ぶべきと将棋界に身を持って教えてくれていたような気がしました。
ルールに則って行われた対局である以上 棋士は正しいと思えます。
巨瀬さんの発言は 巨瀬さん本人が棋士を目指していたこともあっての発言や投了宣言だったと感じました。
今回のレギュレーション自体が公平性をどれだけ保てるルールだったのか
ただそれだけの問題のような感じを僕は受けました。
実際は反則勝ちと2八角戦法によって勝った2勝を入れて3勝ですので
それが無かったら棋士側の1勝2敗です
将棋電王戦FINALと言っていますので 最後かもしれませんし
映画のように将棋電王戦FINALⅡとか将棋電王戦FINALリターンとか続・将棋電王戦FINALなど
またあるかもしれませんが もし開催されることがあればどっちが勝つにしろスッキリした感想がもてるような対局になってほしいです。
出来ればですが トップ棋士の登場
勝てる可能性の高い今の内だと思うんだけど
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