物心着いた頃から
母には恋人がいた。
家にいて
イチャイチャするのを目撃したり
大人の営みを目撃したり
電話でケンカしたり
男と女のアレコレを
幼い日から見てきた私は
本当に本当に本当に嫌だった。
男を憎んだし
母を嫌悪した。
中学1年で火事になり
祖父母宅へ引っ越してから
男は来なくなった。
だけど
母は男の会社で勤めていて
その関係は高校3年くらいまで続いてた。
でも
よく考えたら
母だって人間で
母だって女で
私が小1からは独身なのだから
まだまだ恋愛だってできる年だった。
なのに
私が不貞腐れたり
不機嫌になったり
拒食症になったりして
母の恋愛を邪魔していた
それをふと
今朝になり感じた。
人の恋愛を散々邪魔してきて
自分だけ良い恋愛をして
うまくいかせようなんて
虫が良すぎる。。。
そんなふうに感じた。
1番身近な存在を
1番応援しなかった私
きっと
1番身近な人を応援できてきたら
今の人生も変わっていたのかな⋯
「そんなんだから恋愛うまくいかないんですよ」
なんて好きな人に言われた言葉が
少しずつ胸に響く