「これ落としませんでしたか?」と
青年が手帳を私に渡してくれた。
見たら
SAPICAが入ってる大切な手帳
いつもウエストポーチに入れてるから
落としたり失くす事はないと
安心していたから
とてもビックリした。
もしもあのまんま
気付かず地下鉄に乗って
帰りに切符購入しようとしたら
SAPICA入りの手帳がない事に気付き
この上なく慌てていたと思う
それを思うと
何て有難いのだろうと感じる
もしかしたら
今日の事だけでなくて
私達は日常常日頃から
気付かない恩恵を受け続けて
誰かや何かのお陰で
今日まで無事生かされてきたのかも
しれない。
そう思うと
本当に何て尊いのだろうと思う。
小さな事に不安を抱いて
現状を嘆いたり不満を抱いたり
高望みしたり
他者を羨んだり
自己卑下したり⋯
色んな気持ちになる
だけど
今、ここまでこうして
無事に生きている
という事は
いつもどこかで誰かや何かが
助けてくれているからかもしれない
自分では気付かない事
気付けない事
沢山ありすぎるけど
今現在に感謝
どうあろうと
こうして生かして頂いている
この事への感謝を
時々は思い出していきたい