占星術に触れる前、「自分ってどういう人なのか」と疑問に思っていた。
人の意見ばかり聞いてきたせいか自分の意見がなく、自分について説明が出来なくなってしまっていたのだ。
学校や会社の自己紹介をする場でもうまく説明できず、適当に一言二言話してその場をやり過ごしていた。基本的な性格すら理解しておらず、全てが曖昧な認識だったと思う。
占星術で使われるホロスコープという円の中でも、自己の始まりを示している1ハウス。通称アセンダント。下の画像の赤く囲った部分だ。
このアセンダントは「自分の基本的な性格・自分が他人に見せるために付ける仮面のようなもの」を表す。
例えば会社に行く場合、女性の場合は化粧をしていく人が多いだろと思う。
それと同じように、人と接する場合に「どういう風に見られているか」「どういう風に魅せたいか」がここから読み取ることが出来る。
私の1ハウスは獅子座♌を示していた。
獅子座は一言で言うなら演劇者だ。クリエイティブな力を発揮して周囲をあっと言わせたり、目立つような言動やアピールを行って楽しませる事が得意なサインである。
これが1ハウスにあるということは、自分は人を心から温めて勇気づけたり、実はどちらかというとアピールしたがる性質を持っていた。
獅子座を支配するのは太陽。太陽は周囲を明るく照らすだけでなう、多くの生物に活力を与えるものだと前回書いた。
その太陽は5ハウスに移動している。
4つ目のハウスの中にあるように見えるが、5度前ルールにより5ハウスに入っている。
意味をブレンドすると「趣味や恋愛・その他楽しいと感じるような事をしていると、自分という存在を積極的にアピールしていける」と考えられる。
恋愛を経験したことはないが、自分の趣味に浸っていると確かにアピールが出来ている。
私にとって、「楽しい=自分が出せる」ということになることを知ってから、趣味を大切にするようになった。
実際こうしてブログで発信できているのも、私が占星術に興味があって楽しく感じているからだと思う。
今はまだ学びの最中であるが、ホロスコープを見ただけでその人がどういう人なのか、また現在の状況・未来の状態などを伝えられるようになりたい。