まろんぐらっせの独り言ブログ

私の趣味や気になったことを呟いていくブログです。

太陽と月の関係 その2~思いを形にする手段~

2023年10月30日 18時00分00秒 | 惑星/感受点

以前、こちらの記事で欲求という視点から太陽と月の関係について書いたのだが、今回はまた違う視点からこの2つの関係性を見てみようと思う。

 

太陽と月の関係は王様と王妃という関係で

太陽という意思を、という形で表現しようとする

という特性がある。身近な人のホロスコープを見てきたのだが、各天体のサイン(星座)が示す内容をかねがね一致している事に気が付く。

実際に事例について、私・私の姉・友達の3人の例を示してみようと思う。

 


 

まず私についてだが、私は太陽が蠍座月が魚座だ。ホロスコープは過去に何度も出しているため、ここでは割愛する。

蠍座は徹底した物事の追求や人との深い繋がり、奥に潜む闇を意識するといった意味を持つ。そうして自分自身を変化させていき、フェニックスの様に何度でも生まれ変わるような星座だ。

魚座は詩的で不思議な感性を持った星座。かの有名な鏡リュウジさんもこの魚座で、あらゆる境界線を揺るがせて一体化させる。スピリチュアル関連とは最も大きな関係を持っている。

 

私になりの解釈として、以下の2つを考えている。

  1. カウンセリングや占星術を通して、人と深く繋がり深層心理に働きかける目的を成し遂げる。
  2. 歌や詩、音楽といった芸術分野で、多くの人に影響を与えて意識を変化させていく

オレンジが太陽の部分、黄色が月の部分を表している。

 

中学生の辺りから手相や星占いは気になっていたのだが、学びを深めたおかげで私と占いはご縁があったという事を知ることが出来たのだ。

カウンセリングについても実際に学んだことはあり、資格も有している。

また、小学生の頃に音楽クラブに入ってトランペットを演奏していたのだが、毎日のように練習して上達していた記憶も残っている。もしかしたら、そのまま音楽の世界に入っていた可能性もありうる。

 

これもまた、私に与えられた能力なのだと今は実感している。

占星術と私は、手を取り合うパートナーのような存在というわけだ。

 


 

続いて私の姉についてだ。ホロスコープは以下のようになっている。



姉の太陽は山羊座で、月は牡牛座だ。

山羊座は責任感や忍耐、権力を象徴し、リーダーに相応しい基質を持ったサイン。古来より「凶星」と例えられてきた土星を守護星に持つため、かなり真面目で固い印象を与える。

一方牡牛座は自分の感覚・感性を最も重んじる星座で、現実的でかなり頑固な性質を持つ。価値観は山羊座と似ているのだが、こちらは山のようにドンと居座っているイメージだ。美的センスを表す金星を支配星に持つため、創作活動とも関係が深い。

 

姉は3歳の頃から絵が好きで書いていたり、フィギュアや小物の制作など何かしらの創作物を生み出すのが得意だ。これはまさに月の牡牛座が関係してきている。

それも一度始めると完成させるまでは絶対に途中で折れたりすることは無く、最後まで完結させる。これは山羊座の影響だが、私も見習いたいと思う部分だ。

 

解釈としては

  1. 創作活動を通して社会的に認められることを目的としている
  2. 自信の体験や感覚を活かして、集団を取りまとめる責任感に強いリーダーになる

等が考えられる。

 

山羊座は社会で非常に強い力を発揮するサインなので、社会に認められることが彼女の欲求を満たすことに繋がるわけだ。

 


 

最後に私の友人について。ホロスコープは以下の通りである。



少し変わりもので、自分でキャラクターを創作したり小説を書いたりしている。自分のブログサイトでアニメやゲームの評価・評論なども行っていた。かなりコアな趣味を持っている。

 

そんな彼の太陽は双子座月が蠍座だ。

双子座は知的活動に優れていて、様々な情報を積極的に調べていく。多角的な視点とユニークな発想が、彼の特徴でもある。

 

解釈は以下のようになるだろう

  1. 多角的な視点やユニークな発想を武器に、非常にコアで限定的な世界観の空間を作り上げる。
  2. 人の心理やディープでシリアスな感情を、文章や言葉にして表現する

月の蠍座というのは相性が悪く、根が暗くなってしまう事も多いようだ。

だが、限定された領域というのは大きな価値を帯びるのは間違いない。それはコアであればあるほどその人の創造性が際立つからだ。

 


 

「こういう思いはあるんだけど、何をしたらいいか分からない」

「目的は特にないけど、とりあえず続けている」

 

このような人は少なからずいると思うが、自分の中の太陽と月を意識することで自分の中の「目的と(形にする)手段」をはっきりさせることが出来る。

 

そのうち全星座の対応表のような記事を保存版として作っておこうと思う。

そして、少しでも多くの人が自分らしい人生を歩めるように願うばかりだ。


困難を乗り越えた先にあるもの~スクエア~

2023年10月29日 18時00分00秒 | アスペクト

私には小さい頃から気になっている事があった。それは「集中力が殆どなく、移り気である」という事。

小学生の頃に様々な塾に通っていたのだが、30分も同じ机に座っていられず、塾の先生からも集中力がないとよく指摘されていた。

大人になった今は少しは制御できるようになってきたが、一つの事を続けて30分以上続けるというのが困難。続けられるとしたらそれは「本当に楽しいと感じること」だけだろう。

その傾向は、占星術によって知ることが出来た。下の画像にある赤い四角形の配置がそれにあたる。スクエアと呼ばれていて、アスペクトの中でも緊張の度合いが強い配置だ。



基本的な意味は「葛藤・困難・激しい切り替わり・チャレンジ・転換」など。

エレメントの不和(≒価値観の不和)から、一方の欲求を満たそうとすると片方が疎かになる。それをスイッチの様に切り替えるのがこのスクエアだ。

画像ないでスクエアは沢山見られるが、この中でも

・月🌙 × 水星 ☿ 魚座×射手座の組み合わせ

・水星 × 木星 ♃ 射手座×乙女座の組み合わせ

・金星× 天王星 ♅  ※天王星の力が強いためサインは見ない。金星は天秤座。

この3つのアスペクトについて、自分が感じたことを書いていく。

まず月と水星だが、このアスペクトの意味自体は「感情や無意識と知性の不和・葛藤」を表している。

思った事を言葉に出来なかったり、考えていた事とは全く違った事を伝えてしまったりとする配置だ。

魚座は相手を優しく受け止めて一体化したいという無意識的な欲求を、そして射手座の水星は哲学的で抽象的な発言をしたり、知的好奇心が豊富になる組み合わせ。

相手をしっかり受け止めはするものの、発言がいまいち曖昧だったり難しかったりすることが多く、時には粗のある発言で相手を傷つけてしまう事もある。「本当はこう思っているのに...」と後悔することもしばしば。

しかし「相手を受け止めて励ます能力がある」とも考えることも出来る。粗はあるものの、相手を深く理解したからこそかけられる言葉もあるだろう。哲学や人生観を語れるというのも、大きなポイントだ。

総じて結びつかない部分も多いが、これもまた大きな武器ともいえる。


次に水星×木星の組み合わせ。こちらが最初に話した「集中力の無さ」を裏付けている原因の配置だ。

水星の持つ知的好奇心を木星が持つ拡大させる能力が刺激し、どんどん新しい知識を増やしていく。まるで「ほら、これもいいわよ」と商品を売りつけられているような感覚だ。

しかしこれが落とし穴で、興味・関心の分散を促してしまい、1つに集中するということが困難にさせている。趣味を表す金星が天秤座なのも相まって、どんどん新しいものに手を出してくなってしまうのだ。

1つを徹底的に突き詰める蠍座(誕生星座)」と「興味を分散させる水星×木星

見事に長所を打ち消している感がある...そう感じざるを得ない。


最後に金星と天王星。こちらはあまり意識していないが、金星自体がベネフィック(吉星)なのでいい方面に働くことが多い。

愛の形に自由を求める傾向が読み取れるが、実際私もそう考えている。

こんなところでカミングアウトするが、私はノンバイナリ。LGBTという考え方はあるが、そんなことはどうでもいい。愛の形は人の数だけ存在している、そうした考えもここから来ているのだろう。

とはいえスクエアの配置なので、苦しい意味を取ることも。

例えば愛情の分散が起こり、愛していたと思っていたら態度が急変したり、逆に飽きて他の人に気が向いてしまったり。こちらでも気移りが起こる配置のようだ。


スクエアの配置が多いほど苦しく悩むことになるが、自分を成長させるための糧にもなりうる。価値観の違う人間と上手く接する方法を模索していくようなものだ

配置とサインを意識して、互いに歩み寄る努力が大切である。

ここからは本当に余談なのだが、1つの記事を書くのに私は毎回1時間近く考えてしまう。恐らくこれも、上記の配置が関係しているのだと思う。

「こうでもない」「考えている事と書いている事が合ってない」「気が付いたら気が逸れて別な事をしている」

それらが細々と重なっていき、かなりの時間がかかってしまう。労力もかかるし。

...それでも書き続けている理由は、「人に気づきを与える空間を作りたい」という意識が働いているからだと考えている。

この話については、長くなるのでまたおいおい...


魂の向かう先~ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル~

2023年10月28日 18時00分00秒 | 惑星/感受点

人は誰しも何かしらの宿命・運命を背負って生きている。

占星術において、ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルという感受点を見ると、その人の魂が向かうべき方向性を教えてくれる。

他の要素の比べて抽象度が高い存在なので理解は難しかったが、「人生で成し遂げるべき目標」と捉えればイメージもしやすくなった。

 

 

 

ドラゴンヘッドはヘッドフォンのような形をした記号だ。ドラゴンテイルは、それを逆さまにしたものでドラゴンヘッドとは常に180度の位置にある。

一言で説明するなら

ドラゴンヘッド → 自分が持っていないもの or 目指すべきもの。

ドラゴンテイル → 自分が既に持っているもの or 過去に得てきたもの。

だろうか。個人の特性を示す惑星・ハウス・サイン等が重要視されるが、この感受点も非常に重要な記号の一つだ。

既に持っているというのは、前世でそのような意識を手に入れてある(≒無意識に格納されている?)という意味。価値観に近いのかもしれない。



下向きのドラゴンヘッド、上向きのドラゴンテイルと言えばわかりやすいだろうか。

私のドラゴンヘッドは、以前の記事で紹介した6ハウスに位置している。サインは責任や忍耐などを示す山羊座♑だ。

「義務・健康・自身を省みる部屋」として紹介したが、詰まるところ「自立する」ということが私の人生における課題だ。

 

 

22歳の時に家を出ることを決意したが、今思えばこの行動は間違っていなかったと感じている。

しかし健康にも比較的恵まれていた私はだいぶ傲慢な生き方をして、平気で無理をして仕事や趣味に取り掛かっていた。それがたたって体調を大きく崩し、独り暮らしの継続を諦め、現在は実家に戻ってきている。

自立すること自体は占星術に触れる前から課題にしていたのだが、占いを通して改めて自分の力で生きていく決意を固めたのだ。

 

 

自立という単語を調べてみると、「他からの影響や支配を受けずに、自分の力で歩んでいく事」と出てくる。

月星座が魚座の私は小さい頃から天真爛漫で、周囲の意見を言われるがまま吸収して生きて来た。中学・高校も親や近所に薦められた学校を選んだ

自分で考えて自分で行動していく。そうした意識は、一人暮らしをする中で養うことが出来た。現在は健康の面も考慮して、自立の道を探している。

 

 

ドラゴンテイルは12ハウスに位置し、サインは家族・身内・母性などを表す蟹座。

思いやりや気を配る能力に長けているのは、このドラゴンテイルの影響もあることを知った。意識や感情の共有は、相手を慈しむ上でとても大切な事だ。

一方で責任感に欠ける、依存しやすい、意見がはっきりしないなどデメリットも多い。特に責任感の無さは常に実感していて、頼まれたこと忘れたり、やるべき事をやらずにいたり、それでいて「まあいいか」と許してしまう。

 

 

過去に得て来たものに浸ってしまうと、自分が成長できなくなってしまう...

 

ドラゴンヘッドはそれを戒める存在として、私は認識している。

今世では今世のやるべきことがある、と誰かから喝を入れられている気分だ。

体調を崩すのは仕方がないかもしれないが、甘えてばかりではいけない。健康管理を行い、自分の制御できるようにすること。これを目標に、私は今日も努力を重ねていこうと思う。

 

 


自分を表現できる舞台~アセンダント×ハウスルーラー~

2023年10月27日 18時00分00秒 | ハウスシステム

占星術に触れる前、「自分ってどういう人なのか」と疑問に思っていた。

人の意見ばかり聞いてきたせいか自分の意見がなく、自分について説明が出来なくなってしまっていたのだ。

学校や会社の自己紹介をする場でもうまく説明できず、適当に一言二言話してその場をやり過ごしていた。基本的な性格すら理解しておらず、全てが曖昧な認識だったと思う。

 

 

占星術で使われるホロスコープという円の中でも、自己の始まりを示している1ハウス。通称アセンダント。下の画像の赤く囲った部分だ。

このアセンダントは「自分の基本的な性格・自分が他人に見せるために付ける仮面のようなもの」を表す。

例えば会社に行く場合、女性の場合は化粧をしていく人が多いだろと思う。

それと同じように、人と接する場合に「どういう風に見られているか」「どういう風に魅せたいか」がここから読み取ることが出来る。

 

 

私の1ハウスは獅子座♌を示していた。

獅子座は一言で言うなら演劇者だ。クリエイティブな力を発揮して周囲をあっと言わせたり、目立つような言動やアピールを行って楽しませる事が得意なサインである。

これが1ハウスにあるということは、自分は人を心から温めて勇気づけたり、実はどちらかというとアピールしたがる性質を持っていた。

獅子座を支配するのは太陽。太陽は周囲を明るく照らすだけでなう、多くの生物に活力を与えるものだと前回書いた。

その太陽は5ハウスに移動している。



4つ目のハウスの中にあるように見えるが、5度前ルールにより5ハウスに入っている。

意味をブレンドすると「趣味や恋愛・その他楽しいと感じるような事をしていると、自分という存在を積極的にアピールしていける」と考えられる。

恋愛を経験したことはないが、自分の趣味に浸っていると確かにアピールが出来ている。

私にとって、「楽しい=自分が出せる」ということになることを知ってから、趣味を大切にするようになった。

実際こうしてブログで発信できているのも、私が占星術に興味があって楽しく感じているからだと思う。

今はまだ学びの最中であるが、ホロスコープを見ただけでその人がどういう人なのか、また現在の状況・未来の状態などを伝えられるようになりたい。


太陽と月の関係 その1 ~表の欲求・裏の欲求~

2023年10月27日 18時00分00秒 | 惑星/感受点

太陽と月は、それぞれ人間に多大な影響を及ぼしている。

太陽はさんさんと熱を発することで他惑星を照らすだけでなく、あらゆる生物の源を刺激するかのような生命力を与えてくれる。

一方、月は存在こそはっきりするものの、一見するとあまり影響を及ぼしていないように見える。眼に見える影響と言えば、海の潮の満ち引きくらいだろう。

月の影響は、目に見えない部分に働く。古来から女性の体と月の関係性は問われてきており、生理周期と月の満ち欠け周期は占星術の世界ではよく耳にする。

 

目に見える影響を及ぼすのが太陽、目に見えない影響を及ぼすのが

一言で表すとこんな説明になるのだろうか。

 

 

占星術における解釈では、どちらも「欲求」を表している。

厳密に問えば違うのかもしれないが「~したい・~になりたい」という解釈は両惑星とも同じだ。意識的か無意識的かという違いである。

 

太陽の欲求を満たすことで、自分という存在の在り方を確固たるものにしてくれる。

25~35歳の時期が太陽の年齢期にあたるが、これは仕事を始めて軌道に乗り出す頃合いだ。仕事をしていく中で「こうしたい」「こうありたい」という欲求が形成されていく。

 

片や月の欲求を満たすことは、安心感やリラックス・くつろぎを与えてくれる。

子供が学校に通い始める前だと、自分の思うようにいかないとすぐに駄々をこねたり泣き始めるだろうが、これが月の持つ「安心感」に結び付いている。

大人になっても、誰しもインナーチャイルドというのは存在する。

こういう状態にあると気持ちが落ち着く・くつろげる

月を見ることでそれを示してくれる。

 

 

ここからはまさに私の「独り言」。

 

朝起きると、日だしの地平線から太陽が東の地平線から上ってくる。

それと同時に人は活動を開始する。見方を変えれば、太陽という存在が人間を動かしているようにも見える。

そして日が沈むと、今度は月が顔を出す。同時に周囲は暗くなり、隠れるように自分の住処へと帰る。

夜遅くになると睡眠を取り、また朝がやってくる。

ふとしたタイミングで、私は星々・惑星の影響を受けている事を実感する。