占星術において「その人の本能パターン」を見る手段として、アスペクトというものがある。
その中で、真っ先に目が付けられる記号の1つが「コンジャンクション」。
こちらは私のホロスコープだが、画像の中で白い丸がついている記号がそれである。
他にもさまざまな記号があるが、コンジャンクションの配置にある惑星はお互いに性質が混じり合い、融合する。
「調和」ではなく「融合」という点が重要になってくる。
画像を見ると
☼(太陽)と♂(火星)
☼(太陽)と♇(冥王星)
♂(火星)と♇(冥王星)
がそれぞれコンジャンクションで交わっている。つまり、この3天体は性質が混じり合っていることになる。
私は蠍座生まれなので、太陽は蠍座の性質を帯びている。ということは、火星と冥王星も同じく蠍座だ。
これまで無自覚であったのだが、占星術に触れだして客観視すると、この性質が激しく出ていることに気がついた。
●各惑星の簡単な紹介
・太陽は言わずもがな、周囲を明るく照らす力を持つ惑星。占星術では人生観・価値観・活力等と表現される。
・火星は自身を外で打ち出すエネルギーを持った惑星。積極性・攻撃性を表す他、アピールや性的な行動の衝動にも例えられる。
・冥王星隠れているが、強大な支配力を持つ惑星。破壊と再生を司る他、深い欲求や執着、徹底的な躍進力などの意味がある。
...これらが混じりうと、どうなるのだろうか。私が蠍座という部分は抜きにして、いくつか考えてみる。
1.一度動き出したら、最後まで徹底的に向き合う。膨大なエネルギーをうちに秘めている。
2.非常に強い欲求が奥に眠っている。それをアピールするとなると、相手の価値観を変えてしまう程の当たりになることも。
3.性的衝動も激しく、アピール衝動も強烈。
解釈についてはほんの一例で、これらは私が普段から感じ取っているのだが...コンジャンクションの破壊力は尋常ではない。
マークの下に数値が書かれているが、これはオーブと呼ばれるもので「惑星同士がこのアスペクトでどれだけの距離が離れているか」を示している。0に近づけば、それだけ強い効果を発揮する。
例えば私が占星術の勉強を行う場合、ご飯や人との関わりも全て断ち切って学ぼうとする。一度熱が入ると、意識が目の前のものにだけ集中する事になり、気がつけば数時間は取り組むという事もよくある。
恥ずかしい話だが、性的な衝動も自身では抑えられないことが多い。蠍座は周囲から身を潜める性質があるため普段は気にならないが、星座が違えば無意識的にセックスアピールをしていたのかもしれないと思う。
書いてあることを見る限り少々危なっかしい人物にも見えるが、これも私の特性の1つである。占星術を通して、自身について知ることが出来た事には非常に嬉しく思う。
次回は、スクエアというアスペクトについて書く予定だ。
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