まろんぐらっせの独り言ブログ

私の趣味や気になったことを呟いていくブログです。

困難を乗り越えた先にあるもの~スクエア~

2023年10月29日 18時00分00秒 | アスペクト

私には小さい頃から気になっている事があった。それは「集中力が殆どなく、移り気である」という事。

小学生の頃に様々な塾に通っていたのだが、30分も同じ机に座っていられず、塾の先生からも集中力がないとよく指摘されていた。

大人になった今は少しは制御できるようになってきたが、一つの事を続けて30分以上続けるというのが困難。続けられるとしたらそれは「本当に楽しいと感じること」だけだろう。

その傾向は、占星術によって知ることが出来た。下の画像にある赤い四角形の配置がそれにあたる。スクエアと呼ばれていて、アスペクトの中でも緊張の度合いが強い配置だ。



基本的な意味は「葛藤・困難・激しい切り替わり・チャレンジ・転換」など。

エレメントの不和(≒価値観の不和)から、一方の欲求を満たそうとすると片方が疎かになる。それをスイッチの様に切り替えるのがこのスクエアだ。

画像ないでスクエアは沢山見られるが、この中でも

・月🌙 × 水星 ☿ 魚座×射手座の組み合わせ

・水星 × 木星 ♃ 射手座×乙女座の組み合わせ

・金星× 天王星 ♅  ※天王星の力が強いためサインは見ない。金星は天秤座。

この3つのアスペクトについて、自分が感じたことを書いていく。

まず月と水星だが、このアスペクトの意味自体は「感情や無意識と知性の不和・葛藤」を表している。

思った事を言葉に出来なかったり、考えていた事とは全く違った事を伝えてしまったりとする配置だ。

魚座は相手を優しく受け止めて一体化したいという無意識的な欲求を、そして射手座の水星は哲学的で抽象的な発言をしたり、知的好奇心が豊富になる組み合わせ。

相手をしっかり受け止めはするものの、発言がいまいち曖昧だったり難しかったりすることが多く、時には粗のある発言で相手を傷つけてしまう事もある。「本当はこう思っているのに...」と後悔することもしばしば。

しかし「相手を受け止めて励ます能力がある」とも考えることも出来る。粗はあるものの、相手を深く理解したからこそかけられる言葉もあるだろう。哲学や人生観を語れるというのも、大きなポイントだ。

総じて結びつかない部分も多いが、これもまた大きな武器ともいえる。


次に水星×木星の組み合わせ。こちらが最初に話した「集中力の無さ」を裏付けている原因の配置だ。

水星の持つ知的好奇心を木星が持つ拡大させる能力が刺激し、どんどん新しい知識を増やしていく。まるで「ほら、これもいいわよ」と商品を売りつけられているような感覚だ。

しかしこれが落とし穴で、興味・関心の分散を促してしまい、1つに集中するということが困難にさせている。趣味を表す金星が天秤座なのも相まって、どんどん新しいものに手を出してくなってしまうのだ。

1つを徹底的に突き詰める蠍座(誕生星座)」と「興味を分散させる水星×木星

見事に長所を打ち消している感がある...そう感じざるを得ない。


最後に金星と天王星。こちらはあまり意識していないが、金星自体がベネフィック(吉星)なのでいい方面に働くことが多い。

愛の形に自由を求める傾向が読み取れるが、実際私もそう考えている。

こんなところでカミングアウトするが、私はノンバイナリ。LGBTという考え方はあるが、そんなことはどうでもいい。愛の形は人の数だけ存在している、そうした考えもここから来ているのだろう。

とはいえスクエアの配置なので、苦しい意味を取ることも。

例えば愛情の分散が起こり、愛していたと思っていたら態度が急変したり、逆に飽きて他の人に気が向いてしまったり。こちらでも気移りが起こる配置のようだ。


スクエアの配置が多いほど苦しく悩むことになるが、自分を成長させるための糧にもなりうる。価値観の違う人間と上手く接する方法を模索していくようなものだ

配置とサインを意識して、互いに歩み寄る努力が大切である。

ここからは本当に余談なのだが、1つの記事を書くのに私は毎回1時間近く考えてしまう。恐らくこれも、上記の配置が関係しているのだと思う。

「こうでもない」「考えている事と書いている事が合ってない」「気が付いたら気が逸れて別な事をしている」

それらが細々と重なっていき、かなりの時間がかかってしまう。労力もかかるし。

...それでも書き続けている理由は、「人に気づきを与える空間を作りたい」という意識が働いているからだと考えている。

この話については、長くなるのでまたおいおい...


コンジャンクション~エネルギーの融合 その2~

2023年10月25日 18時00分00秒 | アスペクト

前回の記事でコンジャンクションについて少しだけ書いてみたが、それについてもう少しだけ書いて見ようと思う。

 

 

コンジャンクションというのは「ハードアスペクト」と呼ばれてる分類にあり、ポジティブにもネガティブにも働く可能性があるものである。

個々の天体にも言えることだが、そうした要素も全て混ざった上で形として表れる。

前回の太陽・火星・冥王星のコンジャンクションを例にとると

 

① 太陽→ポジティブ:火星→ポジティブ:冥王星→ポジティブ

② 太陽→ネガティブ:火星→ネガティブ:冥王星→ネガティブ

③ 太陽→ポジティブ:火星→ネガティブ:冥王星→ネガティブ

 

というような具合だ。

①や②であれば非常に極端な性質となり、前者なら膨大なエネルギーを自分の目的達成の為につぎ込むだろうし、後者なら発散しきれないエネルギーに病まれ身体を蝕むだろう。

勿論いい方向に使いこなせれば、それに越したことは無いのだが...

 

 

 

ネットで調べると、コンジャンクションの一般的な意味や傾向等の説明が殆どだ。その為、体験談というものは情報として埋もれやすい。

繰り返しになるが、これは数あるアスペクトの中でも最も大きな力を持っている。

強烈に交わっているからこそ、私は「自分で実感してほしい」と切に願う。

 

 

恥を忍んで打ち明けるが、私はどうもあらゆる欲求を溜め込みやすく、ストレスフルになりやすい体質を持っている。それを性的なエネルギーの発散という形で暴走を防いでいる。

火星は性的なエネルギーも示しているが、私の場合は蠍座の衣を纏っているため、特にそのエネルギーが溜め込みやすい。ここに冥王星による強大な力が加わるのだから、時に自分でも制御が難しくなる。

さらにこれらは吸収する性質を持つ「水のエレメント」に属している事も相まって、1日1日のエネルギーの発散というのはとても大切な意味を成している。

 

もちろん一つ始めたら最後までやり遂げようとする姿勢や、そこの無いエネルギーを活かして全力で物事に取り組むなど、メリットとなる面も多い。

こうしたネガティブ面・ポジティブ面のバランスも、コンジャンクションと向き合うコツなのだと私は感じている。

 

 

 

コンジャンクションを持つ配置の方には、是非自分の性質を知ってもらって、良い面と悪い面を見つめてほしい。

これも天からあなただけに与えられた能力の一つ、そう考えると暖める甲斐もあるだろう。


コンジャンクション〜エネルギーの融合 その1〜

2023年10月24日 18時00分00秒 | アスペクト
占星術において「その人の本能パターン」を見る手段として、アスペクトというものがある。

その中で、真っ先に目が付けられる記号の1つが「コンジャンクション」。



こちらは私のホロスコープだが、画像の中で白い丸がついている記号がそれである。

他にもさまざまな記号があるが、コンジャンクションの配置にある惑星はお互いに性質が混じり合い、融合する。

「調和」ではなく「融合」という点が重要になってくる。



画像を見ると

☼(太陽)と♂(火星)
☼(太陽)と♇(冥王星)
♂(火星)と♇(冥王星)

がそれぞれコンジャンクションで交わっている。つまり、この3天体は性質が混じり合っていることになる。

私は蠍座生まれなので、太陽は蠍座の性質を帯びている。ということは、火星と冥王星も同じく蠍座だ。

これまで無自覚であったのだが、占星術に触れだして客観視すると、この性質が激しく出ていることに気がついた。



●各惑星の簡単な紹介

太陽は言わずもがな、周囲を明るく照らす力を持つ惑星。占星術では人生観・価値観・活力等と表現される。

火星は自身を外で打ち出すエネルギーを持った惑星。積極性・攻撃性を表す他、アピールや性的な行動の衝動にも例えられる。

冥王星隠れているが、強大な支配力を持つ惑星。破壊と再生を司る他、深い欲求や執着、徹底的な躍進力などの意味がある。


...これらが混じりうと、どうなるのだろうか。私が蠍座という部分は抜きにして、いくつか考えてみる。



1.一度動き出したら、最後まで徹底的に向き合う。膨大なエネルギーをうちに秘めている。

2.非常に強い欲求が奥に眠っている。それをアピールするとなると、相手の価値観を変えてしまう程の当たりになることも。

3.性的衝動も激しく、アピール衝動も強烈。



解釈についてはほんの一例で、これらは私が普段から感じ取っているのだが...コンジャンクションの破壊力は尋常ではない。

マークの下に数値が書かれているが、これはオーブと呼ばれるもので「惑星同士がこのアスペクトでどれだけの距離が離れているか」を示している。0に近づけば、それだけ強い効果を発揮する。

例えば私が占星術の勉強を行う場合、ご飯や人との関わりも全て断ち切って学ぼうとする。一度熱が入ると、意識が目の前のものにだけ集中する事になり、気がつけば数時間は取り組むという事もよくある。

恥ずかしい話だが、性的な衝動も自身では抑えられないことが多い。蠍座は周囲から身を潜める性質があるため普段は気にならないが、星座が違えば無意識的にセックスアピールをしていたのかもしれないと思う。

書いてあることを見る限り少々危なっかしい人物にも見えるが、これも私の特性の1つである。占星術を通して、自身について知ることが出来た事には非常に嬉しく思う。



次回は、スクエアというアスペクトについて書く予定だ。