コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

生後半年になったら

2013-11-26 | 病気・健康管理

コリー専門 マザーレイク http://homepage3.nifty.com/mother-lake/

もうすぐ12月ですね。そして、もうすぐ今年生まれた13キッズが生後6か月になります。

13キッズ18頭のオーナーの皆様、生後6か月になったキッズのお写真を送ってください(●^o^●)

お顔のアップと、全身の写真、数枚お願いします。携帯で写した画像でもOKです。私のパソコンのアドレスに送信してください。コメントも付け加えてくださると嬉しいです!

みんなの画像が揃ったところで、恒例の「こんなに大きくなりました」ということで、みなさんに公開したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)

生後半年になると、それまでよりも成長がゆっくりになるので、良く食べていた子が急にたべなくなることがあります。オーナーさんは心配していろいろトッピングなどをしたりすると思うのですが、元気で病気などでなければ食べなくても心配いりません。思い切ってフードの量を減らしてみるなどしてみてくださいね。

順調に成長している子でしたら、それまで3回だった食事の回数を2回に減らしてください。我が家では生涯1日2回を推奨しています。

フードも、子犬用がなくなったら成犬用にしても構いません。痩せすぎていたり、食が細かったり、特に小さいという子は、もう少し子犬用を与えて下さい。

食事の回数を減らし、フードを成犬用にしたら、1回分の量は少しだけ増やしてくださいね。

「フードはいつまでふやかすのか」というご質問をいただくことがあります。

子犬の頃は当然ですが、我が家では成犬になってもフードはお湯でふやかして与えることをおススメしています。それにより、大型犬に多い胃捻転の発症を、少しは予防できるとされているからです。コリーは日本では数が少ないために確かなデータはありませんが、アメリカの統計では「胃捻転を発症しやすい犬種ベスト10」に入っています。実際、国内でも10歳以下で亡くなる犬の多くは胃捻転が原因であることが多いように感じています。

胃捻転は、それまで元気だった犬が、突然苦しみだして、あっという間に命を落としてしまう、とても恐ろしい病気です。緊急手術が最も有効ですが、それですら、助かる確率は高いとはいません。しかも、胃捻転の多くは夜中~夜明けに発症すると言われていますので、飼い主が気付かない間に亡くなってしまっていることも多いようです。

 

アメリカでは胃捻転緊急対処セットみたいなものが市販されています。病院に行く間に亡くなってしまうことも少なくないためだと思いますが。

胃捻転は老犬に多いという記事を目にしますが、実際には若い犬の方が多いようです。一番の発症リスクは血統(胃捻転になりやすい体質が遺伝するため)ですが、他に神経質な性格、痩せ型であることなどが挙げられているそうです。

フードは何がいいか?というご質問も多いのですが、入手が可能であれば各メーカーから販売されている「大型犬の成犬用」が良いと思います。

あと、いわゆるプレミアムフードの部類に入る銘柄でしたら、脂質が低めの物を選んでいただければ何でも大丈夫だと思います。脂質は~15%くらいならいいかなと思います。

 

フードはできれば蓋付きの容器に入れるなどして、1か月くらいで食べきる量で買ってください。特に夏場は置き場所にも注意して、できればエアコンを入れている部屋に置いた方がいいと思います。

一旦開封すると、空中を浮遊している塵ダニが入り込み、繁殖するそうです。袋のまま、開け口を開けたり閉じたりして使用している場合と、密封容器に入れた場合で、どのくらいダニが繁殖するか実験されたそうですが、袋のままで使用していた場合はダニがかなり繁殖していたそうです。

 

フードアレルギーだと思っていたら、実はダニアレルギーだった・・・なんてこと、あるかもしれません。実際、人間の場合、小麦粉などを保管している間にダニが繁殖し、アレルギーを起こしている例があるそうです。

粉物は一度開封したら冷蔵庫に入れるべし・・・最近、我が家もそうしています。

フードの銘柄は定期的に変えるのが良いとも言われています。同じフードばかり与えていると、そのフードに含まれる添加物などが蓄積するからという事らしいです。

我が家は1~2年単位で銘柄を変えています。

「全年齢対応」というフードがありますが、大型犬の子犬にはおすすめできません。小型犬と大型犬では、成長の速度が違いますから、小型犬では対応できても、大型犬の成長には対応できないからです。

 

最近は手作り食を与えているオーナーさんも多いと思いますが、子犬のうちはドッグフードを与えてください。過剰なトッピングも骨の発育に影響を与えたりすることがありますので、1割以下が良いと思います。

生肉は成犬や老犬には良いのですが、成長期の子犬にはカルシウムとリンの比率を崩してしまうため、骨の成長に影響を与えることがあるそうです。

お出かけや、いつもより沢山遊んだあとは、フードの量を少し減らしてください。精神的にデリケートな子や、はしゃぎすぎてしまう子などは、胃腸が疲れてしまっていることがあります。

 

下痢をしても、軟便程度で食欲があれば、絶食までしなくてもいいと思います。特に成長期の子犬は絶食や減食を繰り返していると成長にかかわります。体質的に便が緩くなりやすい子もいますので、元気があって体重が増えているのなら、普段と同じ量を与えても構わないと思います。

耳セットはもうひと踏ん張りです。耳寄せは外してしまってもいいです。フィリップ王子がやっているような、耳の先だけ貼り付ける方法で続けてみてくださいね。

 

1頭飼育で運動不足かも・・という場合、そろそろ自転車運動を始めても良いです。最初は自転車を引いて、自転車に慣らしていくことから始めてください。リードは120cmだと自転車の前に出てしまうので、90cmが良いです。

チョークカラーはいざという時に首が締まってしまうので、ハーフチョークか、一定以上首が締まらないチョークカラーがいいと思います。

故ローズは犬ぞりよろしく、猛烈に走る子だったので、ハーネスをつかっていました(^_^.)

 

そろそろ病院で去勢避妊を勧められることもあるかと思います。私自身はどちらも反対派ではありませんので、オーナーさんが判断されるのが良いと思います。

ただ、女の子も男の子も、あまり早い時期での去勢避妊はおすすめできません。男の子は足上げマーキングをする直前くらい(1歳直前くらい)、女の子は1回目のヒートが終わってから2か月以降経過してからをお勧めしています。

 

去勢避妊にはメリットばかりが強調されますが、デメリットもかなりあります。その話はまた後日・・・。

 

女の子はあと少し・・・男の子はまだ一回り以上は大きくなります。

最終的にメタボでなければ、男の子は25~30キロくらい、女の子は20~25キロくらいでしょうか。最近、我が家の女子は20キロ以下という場合も多いので、小さくても心配しないでくださいね。小柄でも、ちゃんと出産して、母乳で育てたのですから、問題なしです。

今年もセーブルの子が多かったですが、男の子は1歳過ぎ、女の子はヒート終了後しばらくすると一気に換毛します。セーブルは換毛の度に色味が変わります。おおむね、今より濃い色になります。今は明るいセーブルでも、数年後にはダークセーブルになっているかもしれません。

トライとブルーマールはあまり変わりませんが、トライは老齢になると灰色がかったり、または赤っぽくなってくる子もいます。ブルーマールも同じで、黒い部分が赤茶けてくることがあります。

 

生後半年は体は大きくても、まだまだ子犬です。あまり気負わず、伸び伸び成長を見守ってあげてくださいね。

 

 

ただし、オーナーとしての威厳を保って・・・ですけどね(*^_^*) 

 

 

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