コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

伝染性気管支炎(ケンネルコフ)に注意

2021-05-16 | 病気・健康管理

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報

更新中!コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

 新型コロナに翻弄される人間社会ですが。

ここ最近、ケンネルコフ(犬伝染性気管支炎)について、よく耳にするようになりました。
ケンネルコフといえば、古くから「犬の風邪」ともいわれるように、主な症状は「咳と痰」です。重症化すると肺炎になることも。

風邪ですから、流行するのは冬が多いです。我が家も過去数回、ケンネルコフをどこからかもらってしまったことがありますが、いずれも冬でした。

ところが、ここ最近、ケンネルコフが流行しているようなのです。5~6月といえば、胃腸炎が流行する時期なのですが。

ケンネルコフは若くて持病がない、元気な犬であれば、咳や痰が3~4日続きますが、長くても10日くらいでおさまります。人間の風邪と同じで、ケンネルコフに効く薬はありませんので、病院では2次感染を防ぐための抗生剤とか、去痰剤、抗炎症剤などの対処療法になります。

なので、元気食欲が落ちたりしなければ、自宅で安静にしていれば良いわけですが、老犬や持病のある犬、ストレス下の子犬の場合は重症化してしまうこともあるので、決して油断なりません。

ケンネルコフは感染した犬の飛沫が主な感染ルートということで、一頭が感染すれば、同居の犬はほぼ全員、感染します。潜伏期間は5~7日と言われています。

人間の風邪と同じく、咳や痰がおさまっても、感染力はまだ残ってる可能性がありますから、発症したら2週間は外出は控えるべきと思います。

で、ところで・・なのですが。

このところ流行しているケンネルコフなのですが、状況を伺ってみたところ、ちょっと奇妙なのです。

なんというか、人間の新型コロナと同じく、どうも発症前に感染力があるみたいなのです。あくまで、私の印象ですけど。

通常なら、咳や痰の症状がある犬が、他の犬と接触することで感染するわけですが、どうも最近のタイプは症状が出る前に感染してしまうようで、感染していると知らずに他のワンコに接触してしまったために、あっという間に一緒に遊んだワンコに広がってしまう・・・という。

発症の2,3日前くらいに他の犬に感染させてしまうようで、これってまるっきり、新型コロナと同じですね。
とはいえ、人間の新型コロナに感染したわけじゃないですから。ケンネルコフの原因となるのはいろいろなウイルスや細菌があるわけで、その中にはコロナウイルスもあると思うので(犬の)、変異した可能性もありますよね。

ともあれ、無症状なまま感染させてしまうこともあるみたいなので、みなさん、気を付けてくださいね。犬の咳は人間の咳と違うので、わかりにくいかもしれません。何か喉に引っかかっているような「ゲェ~ッ」という動作をしたら、咳かもです。 

 

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