コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

マジメ、病院へ行く

2018-11-20 | 病気・健康管理

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 23日の天気予報、今朝は降水確率が30%に下がり、雨マークが消えたのでほっとしていたら、お昼には再び70%になり、雨マークが!!さらに、23日の降水確率まで上がっていました。もう、心臓に悪いです~~(@_@;)。どっちなのか、はっきりしておくれ~~!!

さて、今日はマジメを連れて獣医さんへ行ってきました。実は先週も行ってました。今日は再診でした。

で、どうしたのかと言うと、耳血腫です。

一週間前、耳セットをやり直そうとした時に違和感に気付いて、すぐにそれが耳血腫だとわかりました。その3日くらい前からセットを外したままにしていたのですが、前日の夜に再セット。その時に、ちょっと違和感を感じていたのですが、そのままセットしました。で、例によって翌朝には取られていたので、やり直そうとした時に気が付きました。

耳血腫は耳介の皮膚と軟骨との間の内出血が原因でおこります。アレルギーや外耳炎などで痒みがあって耳をひっかいたり、外傷などによって発症します。内出血により、次回がぷくっと膨らむので、外見からすぐにわかります。

マジメの場合、耳セットを剥がされる際に噛まれたりしたことが原因と思われます。耳セットが直接の原因ではないのですが、コリーの耳血腫の話は時々耳にします。ショー用に有望視されていた子が耳血腫になり、ショーを断念せざるを得なかった話など、何度か聞きました。

実は我が家も、これは初めてではありません。近いところでは、柴犬のジェナ婆が寝たきりになる直前くらいに耳血腫になり、耳全体が膨らんで柿の種みたいになっちゃいました。ジェナの場合、立ち上がりが困難になってきたときに、何とか立とうとしてバタンバタンやっているうちに、耳血腫になってしまったようでした。

さらに、ワカチーも幼犬時代、耳血腫になりました。その時のことをおぼえていたので、マジメの耳が耳血腫であると、すぐに分かったのです。

耳血腫は内出血している状態なので、触れると痛いはずなのですが、犬の耳は意外と鈍感なので、案外平気な顔をしています。出血が多くて全体が耳血腫になると違和感が強いので、頭を振ったり、ひっかいたりするようですが、マジメは気づくのが早かったからか、まだ一部だけにとどまっていたので、まったく気にする様子はありませんでした。

未処置でも、そのうち吸収されるので、自然治癒することが多いのですが、その際、軟骨が吸収されるので、耳介が変形してしまいます。ショー用に有望視されていたのに・・・というのは、耳が変形してしまったからということなのです。

処置方法としては主に3パターンあって

1)内部に溜まった血を抜く。

ただし、すぐにまた溜まってくることが多いようですが、何度か繰り返すと治まってくるようです。耳介はほぼ100%変形します。ジェナは老齢だったので、一番負担が少ないこの方法で処置してもらいました。一か月くらいで、耳全体の腫れは引いてきましたが、耳介は元の大きさの半分くらいに縮んでしまいました。

 

2)インターフェロンを注入し、ステロイドを内服。

血を抜かず、インターフェロンを注射して、ステロイドの内服をします。ワカチーはこの方法で綺麗に治りましたので、マジメもこちらにしました。比較的軽度の場合は変形も最低限で治まるようです。ただ、インターフェロンは注射する際にかなり痛いみたいで、マジメも大暴れ(^_^.)。3人がかりで押さえつけてやっと・・でした。

 

3)外科手術

重度の場合、1,2の方法で治癒しない場合に外科手術になるそうです。全身麻酔になります。耳の内側の皮膚全体にパンチで穴を開けて血を逃がしつつ、耳介全体を縫い合わせるようにして固定します。変形は少なくて済むみたいです。

上の画像は先週、病院から帰宅してから撮影しました。囲んだ部分が膨らんでいるの、わかりますでしょうか?ここだけプクッと、膨らんでいます。ワカチーもほぼ同じ場所に耳血腫ができていました。

耳セットはしないほうがいいかどうか迷いましたが、このままの状態では耳先が上下に揺れるので、それが刺激となって出血が進行してしまうのではないかと思い、動かない程度に軽く固定することにしました。

↑ こんなかんじ。ほぼ、分かりませんよね。3日間くらいは変化なしでしたが、その後、徐々にしぼんできて、今日はわずかにわかる程度にまで引いてきました。経過が良いので、インターフェロンは一回で済みました。ステロイドの内服は、もう1週間続けます。ステロイドによる多飲多尿などの副作用は、今のところはありません。

で、一番気になる耳介の変形ですが、最終的にどこまで軟骨が吸収されるか、まだわかりません。ワカチーはごくわずか、ほとんどわからないくらいになりましたが・・・。変形したとしても、あまり目立たない程度だといいな。

こうなってしまうと、耳セットは折るだけ、簡単耳セットしかできません。耳血腫になる前に3日ほど外していましたが、立ち上がってくる気配がなかったので、もうほぼ固定できているみたいですけどね。あとは簡単耳セット法でいこうと思います。

ところで、マジメときたら。

もう、落ち着きのない奴!!

獣医さんの待合で、ずっとヒンヒン泣いてドタバタしているんだもん。恥ずかしいったらないわ~~!!

ビビリな七茶の方がずっと落ち着いているというか、居眠りするくらい余裕なのにね。インターフェロンの注射の時、相当痛かったのでトラウマになっているのかもしれないけど、その前から落ち着きがなかったでしょ。実は小心者なのか、なんなのか、よくわからん奴です。

 

 

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