なんくるないさ~いい加減の7割と別解で~

「お菓子のようなおいしい人に」(西村滋)。夢やロマンは想像力から。これからどんな人生が…そんな思いをつれづれに

袴田事件とこれから

2014-03-30 10:53:38 | 日記
初めての投稿。
静岡に住んでいる者としてといっては、げさだけれど、袴田事件 再審決定について。冤罪は許されることではない。
こうして再審が決定されると、今まで関心を寄せてはいなかった人でさえ、訳知り顔に「ひどい」「かわいそう」となる。自分もある意味例外ではないが、これから二つの真実が明らかにされていかなければならないと思っている。
一つは、なぜこのような冤罪(一審の結果だけでは即断すべきではないかもしれないが)が起きてしまったのか。いわゆる「失敗から学ぶ」ということ。どんなことをしても、袴田さん自身、お姉さんの人生を償うことはできないことはわかっているが、それでも公的に償われていくこと。
そして、もう一つは、いわゆる袴田事件の真犯人は誰であるか、ということであり、一家で尊い命を奪われてしまった人たちに思いを馳せることではないだろうか。
報道に携わる人たちは、ぜひこの二つのことを肝に銘じて、報道を一過性のものとしないことを期待したい。
TBS報道特集や鳥越氏・長野智子氏の報道stationnには特に期待している。