今回は、音楽の探し方です。
元々音楽が大好きで、ジャンル関係なくむさぼるように音楽を聴いている方は、もう何も言う事はありません。どちらかというと僕はそっちタイプでした。でも、ベースのレッスンとか他音楽関係のレッスンなんかもさせてもらうようになってから、気付いたことがあったんです。
少し上から目線になって申し訳ないのですが、基本的に世の中にたくさん存在する音楽をあまりにも知らない人が多いということです。かつ、音楽を聴くことに対して完全に受け身ということです。
だいたいの人が楽器を始めるきっかけって、その楽器が鳴っている曲が自分にとってすごく感動的でかっこよかったからだと思います。ボーカルの場合は少し違うところも多いかもしれません。が、楽器の場合は、おそらくそういった形で弾いてみたいという感情が生まれてくることが多いと思います。元々音楽が大好きで、その延長で楽器を始める人は、数ある楽器の選択肢があってその中から選んでいると思いますので、その楽器の予備知識も元々少し深めではないかなあって感じています。
で、今回は、どんな音楽を聴いていったらいいかよくわからないって方たちに向けて、参考のひとつとして述べたいと思います。
今現在、YOUTUBEでほぼ全世界の音楽を聴くことは可能だと思います。ホントいい時代になりましたね。って、おっさん臭い話を書いてしまいました。
ひとつだけ言わせてもらいますと、僕は学生の時、小学校から大学の卒業までおびただしい数のレコードやCDのレンタルをしました。ザクっと思い直しても延べで3000枚は下らないと思います。CDの購入数もおそらく1000枚は越えているかと思います。コレクターに比べれば全然少ないと思います。ですが、借りるも買うもお金が必要でしたので、聴きたいものを厳選して聴いてきました。で、その厳選の探し方を経験からでの話をしたいと思います。
まず、一番最初に追っかけていきやすいのは、今現在のヒット曲です。ヒット曲って何でしょうかね。テレビとかで流れててヒットしなかったり、テレビで一切流れていない曲でもすごいヒットしている曲もあります。
まず、邦楽(日本)の方の話をします。最もわかりやすいのは、年末の紅白歌合戦とかなんちゃら音楽祭とかで演奏されている曲は、基本的にその年にヒットした曲と言えると思います。リアルタイムではオリコンランキングというヒットがわかるサイトがありますので、そこを見ると最新のヒットがわかると思います。
https://www.oricon.co.jp/rank/
その中から好きな曲を探していけばいいのですが、いろいろ聴いていくうちに新たに好きな曲に出会うかもしれませんね。
一方、洋楽(外国)の場合ですが、最近は洋楽最新チャートの情報発信が少なくなってる気がしています。
とりあえず、毎年2月にアメリカでグラミー賞という音楽祭があって、そこでヒットしたアーティストにいろいろなノミネートと賞が与えられます。最新のヒットチャートは、アメリカにビルボードという音楽雑誌があってそれにランキングが発表されています。最近は、どこかのサイトで見れるかもしれません。検索してみて下さい。アメリカの話をしましたが、世界各国でヒットチャートのランキングの賞ってあるみたいですので、どこかの国にスポットをあててもいいと思います。
アメリカって、やはりブルースやジャズの発祥の地でもありますので、そこを追っかけていると、まあ問題ないかなあって思っています。少し蛇足になりますが、日本を含むアメリカ以外の国って、やはりアメリカのパクリが多いと思いますので、そのあたりもいろいろ興味深いと思いますよ。
以上が、今現在のヒット曲の探し方です。
一方、YOUTUBEとかでは古いものも観れますし、いったいそれらがどれくらい前のものなのかってわからないと思います。では、どうやって探していけばいいのでしょうか。探し方はいろいろあります。僕が探した方法を述べていきますね。
ずばり僕は、雑誌や音楽の解説本をたくさん読みました。ネットでもそういう紹介がありますが、本や雑誌の方が今のところは特集記事などは確実性が高く幅も広いし、各歴史などもわかりやすいし信憑性も高いと思います。割と好きなジャンルをピンポイントで確実に探せますのでお勧めです。と言いながらもしかしたら、本も発行部数が減ってきていますので、これから先はネットの方がよくなっていくかもしれませんね。
それと、探す際に僕がしたこととすると、とにかくアーティストとかプレイヤーの名前を憶えることです。好きな曲が見つかれば、そのアーティスト名はもちろん、バックで弾いているミュージシャンの名前もチェックしました。で、そのプレイヤーが弾いている他の曲とかを調べていきました。
参考に僕が気に入って追っかけたベースプレイヤーとドラマーを以下書きますね。
・エレキベーシスト
LARRY GRAHAM
MARCUS MILLER
WILL LEE
青木智仁
桜井哲夫
岡沢章
高水健司
・ドラマー
OMAR HAKIM
STEVE GADD
DENNIS CHAMBERS
DAVE WECKL
SIMON PHILLIPS
佐野康夫
神保彰
沼澤尚
他にもたくさんいますが、これくらいにしときます。この二つのパートにしたのは、上記に挙げた方々は、いろんなジャンルやグループでいろんな素晴らしい名演の音が聴けるからです。ギターやボーカル、鍵盤の人は、多くが自身をアーティストとしています。いろいろなところで弾いている人がなかなか居ないと思いますので、書かずとしました。あくまで僕の好みですので参考までです。
というところでいかがだったでしょう。今の時代って、ものも情報もはたくさんあっても探し方がわからないとなかなか次へ進みにくくなっていると思います。でも、いったん情報を掴むといくらでも調べがつくので、すごくやりやすいとも思います。いろいろマニアックでかっこいい曲を見つけるのも醍醐味になりますよ。いろいろ自分自身の好みを探してみて下さいね。
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