自宅に戻りました。
荷物を片付けて、タマラジ聞いて・・・
今夜の「ガリレオ」とりあえず見始めてます。
眠たくなるまで・・・。
またゆっくり後日みますが、うずうずするので(笑)
完全に余韻引きずってますね
あ、そういえば先ほどタマラジで、映画後録音したコメント流れました~。
いい記念になりました
さて、映画のコトにちょっと触れたいと思います。
ネタバレ的なことを書いちゃうかもしれないので
まだ見ていない人で内容を知りたくない人は、この先は読まないでくださいね。
前の記事でも書きましたが、
冒頭の石神が隣の親子の声で目覚めるシーンから
もうラストを思い、泣きそうでした。
帰りの飛行機の中で、映画のパンフレットを読み、
石神役の堤さんのインタビューを読んで、とても色々なことを考えて
役を演じておられたことをさらに知ることができました。
そして、私の涙腺が決壊したシーンは、堤さんも好きなシーンとしてあげていた
拘置所の布団の中で、少し嬉しそうに「四色問題」を天井を向いて解いているシーン。
靖子のためにあえて、自首をして犯人になることを
心から喜んでいる石神。そして、そんな場所でも数学の問題を解くことはできる。
自分の好きな人のためにしたことによっている場所で、好きなことをする。
そういうことですら喜べる石神が切なすぎてたまりませんでした。
そして、ラストのシーン。
私も、本を何度か読んで同じように「ここまでやったのに、何故?」
という解釈をしていました。
でも、さらにそこには、堤さんが言う「愛情」を初めて知った石神がいた。
そういう気持ちでもあるんだと。
あぁ、辛い。
彼のためにはどういう結果が本当は良かったのか、つい考えてしまいます。
石神が最後に泣くシーン。
小説の中にある"獣の咆哮(ほうこう)のような叫び声"
この言葉のイメージが、小説だけではちょっとわかりにくかったんですが、
堤さんのあの演技で、小説のラストを私なりに解決することができたように思いました。
それほど迫真の演技でした。
ちょっと石神目線ばかりになってしまいましたが、
ましゃのこの映画の中の湯川の演技は、ドラマとは違う何かが確実にありました。
石神のしぐさや、言葉で少しづつ真実に気付いていき、
そのたびに悲しそうな顔をするましゃは湯川学そのものでした。
その葛藤がまた心苦しくなるくらい、切なかったです。
本当は真実を知りたくなかったのに、自ら確かめていく。
「友達はいない」と石神から言われた湯川だったけど
その真実を突き止めることが、湯川の友達としての愛情だったと
私は信じています。
原作を読んで映画を見るのがいいのか、
読まないで見るのがいいか
それはやっぱりなんとも言えませんが、
どっちからにしても、映画を見た後に読んだ人はもう一度、
そして、読んでいない人は是非原作を読んでほしいと思いました。
原作にはまだまだ奥深い「容疑者Xの献身」があります。
でも映画には、小説では表せ切れない、何かがあると
今日、演者さんたちの凄い演技を見て思いました。
結局両方が必要なんです(笑)
是非、ましゃファンはもちろん、そうじゃない人も
深い"愛"の世界を確認してください。
私も、パンフレットを読み、演者さんたちの想いを知った上で、
再度"愛"を確認しに行きたいと思います。