2025-01-17
約二年ぶりの独演会。
偶然にもその二年前がこのさくらホールで、
お久しぶりですーーが重なりました。
やっぱりトリオのライブとは全く違う開演前の空気感。
ピアノの音がポロポロと流れる緊張感ただようピリッとした空気がたまらない。
席が前方の方ではありましたが、1番とか超下手でぴっくりするくらい
端っこでしたが、その場所から、
「あ、ゼトさんのまるまった背中だとすごくわかる、背中の真ん中の筋が
すぎだったわー」ってことを思い出したのでありました(笑)
1部
聞いたことない曲からのスタート。
新曲?
と思いましたが後からのゼトさんのMCで即興曲とわかりました。
穏やかな雰囲気の、流れるようなメロディの曲だったような気がします。
いつものPCから独演会タイトルと会場の名前を連呼する音、
いつもの雰囲気の違う打ち込みを多用した
極秘現代。
スピード感といつもよりごちゃっとした感じのアレンジ。
美しいメロディが引き立つ打ち込みとの融合。
ゼトさんのセンスが際立つアレンジが素敵。
中盤戦Bメロ?の刻みの部分からはピアノオンリーで
張り詰めた雰囲気からの
更に電子音が加わって後半戦へ盛り上げいてくアプローチ
最高です。
独演会王道的な曲 ショーがはじまる
相変わらず軽やかな指さばき背中からのアングルなのでよく見える。
小粋で軽やかなアレンジの大西洋からの東京は夜の7時
まさかの「いよっ」からの和の音頭的なアレンジ。
立って踊りながら弾きつつ
「夜の七時〜」のところで毎回腕時計を確認する仕草が可愛かった😊
そして、冬の時期は絶対入れないと気がすまない恒例の寒太郎(笑)
どうしても「寒太郎」って歌いたいらしいwww
それもなぜか小声wwwww
流れるようにニュースの時間からのDosukoi
ズッチャズッチャズッチャズッチャ的な音頭でふらふら踊りつつ
篠笛登場(笑)
吹けてるのか吹けてないのか、まぁ今回は「並」というところでしょうか(笑)
音源ではちょっと電子音っぽい雰囲気だったので
ピアノだけで聞く雲しちょっと新鮮でした。
不思議な音がたくさん出てくる打ち込みと合わせたその瞬間。
そして、まさかまさかの「腹減り犬」
ファンになりたての2017年頃
「ピアノイズ」のライブ動画が大好きで、死ぬほど繰り返してみてた中でも
「ピアノイズ」のライブ動画が大好きで、死ぬほど繰り返してみてた中でも
アンコールで弦と一緒に(そういえばこの時のチーム金原さんの弦のチームでしたね。)
やってたこの曲のアレンジが大好きで、本当にいつか生で聞いたみたいと
ずっと思ってた曲。
始まった瞬間声出ました。
そして泣きました😭 😭
ドラマチックなメロディがやばかった。
あの映像の、力強く弾く若きゼトさんの映像がすっと頭の中をぐるぐるしてました。
ありがとう。ありがとう。
5+2=11からの曲、聞かせてくれて。念願でした。
そして、グランシップのときを思い出す
オーケストラの音源に合わせた新しいチカラ
オーケストラの音源に合わせた新しいチカラ
やっぱりこのアレンジは本当にゼトさんの代表的なものとなりましたね。
別格の壮大さと繊細さが合わさっていて素晴らしい。
あの興奮を再び味わえて感動でした。
2部
なんとも賑やかなブルーの虎の総柄の上下に黒のジャケットを羽織るという
大胆なスタイルで登場。
びっくりした(笑)
まずは一人で水の流れ。
そして、バイオリンの西江さんチェロの冨岡さんを迎えての
三重奏のスタート。
燕尾服を纏ったお二人は、とにかくシュッとしてキリッとされてる。
わぁ〜違う世界の方々。って印象が強かった(笑)
まぁすごい経歴をお持ちのお二人なのでそりゃ当たり前ですか。
そして、
弓をひいて1音目がなった瞬間から
「うぉーーー音が、音の圧がすごい」
去年オーケストラで生で聞いたけど、バイオリンとチェロだけで改めて聞くと
それぞれの音の美しさが際立って聞こえるので、圧倒的な美しさに
びっくりしました。
はっきり言って曲の途中くらいまで弦のお二人の音に圧倒されすぎて
ゼトさんを忘れてたwwww
くらいの衝撃でした。
それからの全く別世界なfantasiatが終わった瞬間に
周りからも「うわーーー」という歓声が湧いてました。
まるでタンゴもこれはもうぴったりすぎるくらい
弦の音がこの曲にマッチしすぎてて感動でした。
選曲が秀逸。
ゼトさんのピアノのベースラインに合わせて流れるように奏でられる
二人の音に包まれてると完全にヨーロッパにいるような気分に。
これは本当に素晴らしかった。
二人の熱の籠る演奏にゼトさんのトークにも書かれていたように
弓の糸がきれてぷらーーーんとなってたのを持参のハサミで切るシーンも。
そして、この日のために用意されたという新曲
Diffrent Times
ゆったりと流れるような楽曲だったかと。
弦の音を引き立たせるような、まさにタイトルどおりな
いつものピアノ曲とはまた雰囲気の違う
美しい曲でした。
楽園は、もうそれはそれは高級リゾート地にでも来ているかのような
優雅な旅をしているようなほんとうっとりとはこういうことなのか
という感じの楽園でした。
会場内は温かい拍手に包まれていて、
お二人は退場されました。
そしてアンコール。
再登場してたったまま、ラフな感じで弾き始めたのは
あれですよ。あれ。
もぅあの武道館のときの楽しかった感じをそのまま体現しているかのような
動きで弾いてて超絶ノリノリな
BE MY BABY
客席からも歌声が出たりしました。
ここでこれが聞けるとは。
ありがたやーーーーー。
そして、最後は
「一部は即興からはじめたので、最後も即興で締めたいと思います。」と
即興曲で締めました。
その前にホールの壁指さして
「あれがチョコレートに見えてしようがない」とwwww
確かに板チョコみたいだった(笑)
即興曲だったので全く覚えていないですけど、
あのクオリティの曲をさらっとその場で弾いちゃうとか
もうホント神業ですよね。
そりゃだてに70曲以上毎月出してないわと、今更・・・
ゼトさんの脳みその中は本当に音符だらけなんだろなーーー。
全くどこかで聞いたことあるーーーとかにもなんないし、
ありきたりな感じでもないし、
どういう思考であんな素敵なものが瞬間にできるのだろうか。
ほんとすごいなー。
そして、最後。
これは妄想の範疇ではありますが(笑)
三列目の一番端っこで、前の2列は端っこ過ぎて席があけてあったので
私の前には人がいなかったのですが、
演者さんの出入り口が結構舞台ギリギリのあたりにあったので最後の
はける時、私が一番近いポジションだったので(笑)
なんだか最後の瞬間をありがとう〜
みたいな気分にさせていただきました(笑)
とかいう、
久しぶりの独演会、やっぱりこころが洗われる。
ゼトさんのピアノはほんとうに魔法。
その魔法に今回はさらに特上のオプションがついてきたので
それはもう極上の時間のような。
とっても寒い夜だったけど
心はとってもほかほかで会場を後にしました。
1部
即興曲
極秘現代
忘却の彼方
ショーがはじまる
大西洋レストラン
東京は夜の7時~北風小僧の寒太郎~ニュースの時間〜Dosukoi Sunshine
雲〜その瞬間~腹減り犬
新しいチカラ
2部
水の流れ
fantasia
それはまるでタンゴ
新曲(Diffrent Times)
楽園
アンコール
BE MY BABY
即興曲