妻は温泉旅行が好きです。
私は旅館の足ツボマッサージが好きです。
かなり前に、妻が夜勤シフトでべらぼうに忙しかった頃は2連休がほとんど無くてほとんど旅行できませんでしたが、ある日急に2連休がもらえたことがありました。
それじゃあ明日から温泉旅行に行こうぜ!
と盛り上がり、予約試みたものの前日夜11時過ぎだったので当然ネット予約は受付終了、電話してみても瞬殺で断られまくり。
夜遅いため丁寧なタイプの受付係はもう電話に出てくれません。裏から出てきたおっさんタイプばかりです。
だいたいどこも電話受付は9時くらいで終了してるみたいでした。
最初は岐阜の方の温泉を中心に電話かけて断られ続け、「前日深夜に電話されても対応できるわけないでっしゃろ」とか言われたり。
岐阜はあきらめて妻が昔一度行ったことがあるという石川県の旅館にかけたところ、なんと、
まさかの丁寧なタイプご登場!
めっちゃ優しい口調だし「ご用意させていただきます」的なご対応!
後で調べたら「問い合わせの電話は9時まで」ってなってました。時間外にかける非常識な客で、常連でも無いのに、あの優しさと余裕あるご対応。
器の大きさが桁違い。
初めて行ったとき、立地の良さと料理の美味しさに度肝を抜かれました。
バカみたいに直前に予約したのに、景色の良い部屋を準備してくれました。
元料亭なので地元のせりの権利持っていて、山にあるのに魚介が最高に美味しいです。
松茸のすき焼きの時には能登牛が登場しますが、ステーキとかはほぼ出てきません。
魚介と野菜で勝負してます。(そして勝ってます)
量より質のスタイルです。
全7室のハイグレード感ある宿なので子供できたらしばらく行けないと思っていたら全然大丈夫で歓迎してもらえたし、やっぱり器の大きさが違います。
山中温泉 こおろぎ楼
うちのダントツ一番お気に入りの旅行先です。
15回くらいは行ったような気がします。
おじいちゃんおばあちゃんになっても通います。