早朝から、激しい雨が断続的に降り続く。
ウォーキングはせず、自宅内で完全休養日とする。
県内、新たな感染者・死亡者はいなかった。
これで18日連続とのこと。
フェイスブック、丁度2年前の記事を見る。
この日は、スペイン巡礼の道を歩き始めた「記念日」だった。
サリアと言う町をスタートし、ポルトマリンまでの24kmを歩いた。
前日、フランスのボルドーから鉄道の長旅を経て、ようやくサリアに到着。
半ば眠気眼(まなこ)で歩行開始。
町外れに道標が立つ。
抜けるような青空の下、風景を愛でながら進む。
行き交う巡礼者と声を掛け合いながら前進。
この日のコース、かなりアップダウンが激しい。
道端に、バルと呼ばれる休憩所があり、巡礼者で賑わう。
オレンジの生搾りジュースで喉を潤す。
一定の距離毎に、道標が立つ。貝殻は、巡礼の道のシンボル。
道端にいろんな花が咲き、疲れた体が癒される。
牛さんの一群と遭遇。
道を避ける。
石造りの建物。
ここもバルだった。室内は、ひんやりと涼しい。
目的地のポルトマリン市街地が見えてくる。
あと少し、ノルディックポールと共にラストスパート。
橋を渡り、ポルトマリンに到着。
4月初旬に日本を離れ、渡欧。
この日までに、スウェーデン・ベルギー・フランスの3カ国を訪れ、IMLの国際ウォーキング大会に参加して来た。
疲労が蓄積していたが、スペインの青空と大地に励まされ、巡礼の道を歩んだ。